更年期に起こる原因と、症状について
2024.08.14
2022.11.15
正しい座り方
骨盤を立てて座ることでお身体の不調の改善につながります。
骨盤の立て方を覚え、習慣化させることができれば腰の負担など軽減します。
正しい姿勢で座るには、まず骨盤を意識しましょう。座っているとき骨盤が前に倒れていると反り腰になり、腰に負担がかかります。また、後ろに倒れていると背中が丸くなり、肩こりや消化機能低下につながります。
椅子・ソファ・床など座る場所によって、座り方のポイントが違ってくるので座る環境に合った座り方を意識しましょう。
まず、椅子に座り、前後左右に揺れてください。シートに一番あたっている感覚部分が「坐骨」です。坐骨に均等に体重がかかるようにして座り、上半身を楽な位置に調整します。この状態を「骨盤を立てる」姿勢になります。
■デスクでのパソコン作業
骨盤を立てて座り、背もたれにはもたれません。足を前に出したり、後ろにひいたりすると骨盤が倒れてしまうので、足とひざの角度は90度になるように意識し、足裏は地面につけるようにします。画面に集中し頭が前に出ると、猫背姿勢になり頭痛・肩こりなどの原因になります。なるべく頭が安定する位置から動かさないように意識しましょう。
■床
姿勢がくずれやすい床ですが、クッションを活用して骨盤を立てることを意識しましょう。
「あぐら」や「体育座り」は、上半身が不安定になりやすく、時間がたつと骨盤が倒れ背中が丸くなってしまいます。
背もたれを使う、クッションを使うなど上半身を安定させましょう。
正座は骨盤が立ちやすく、安定した姿勢になりますが長時間座っていると足がしびれてしまいます。柔らかいクッションをお尻と足の間に挟むと、しびれを軽減させることができます。
■ソファ
柔らかすぎるソファで腰が痛くなった事がある方も多いと思います。
これは、身体がソファに沈み込んで姿勢が崩れ、骨盤が後ろに倒れる座り方になっているためです。
デザイン性に優れたソファの中には、座面の奥行が極端に長いものもあり、このようなソファに座ると背もたれに届かない状態で座るか寝そべる状態になり、姿勢を崩すしかなくなってしまいます。
このような場合、背当てクッションを使って背もたれとの隙間を埋めると、ソファでも姿勢を安定させることができます。
■車のシート
車の運転は腰を中心とした全身運動のため、正しい姿勢をとれていないと腰痛の原因となります。
また、左右前後に身体が揺れるため姿勢が崩れやすくなります。
まずは、深く座り、ひざが直角に近い角度になるまでシートの位置を調整しましょう。
シートと背中の間に隙間ができる場合は、骨盤が後ろに倒れてしまうのでタオル・クッションなどを使って姿勢を安定させましょう。
①目を閉じた状態でその場で50回足ふみします。
②最初に立っていた位置からどのように移動したかを確認します。
♦右へ移動していた場合・・・右側の骨盤が下がっています。
♦左へ移動していた場合・・・左側の骨盤が下がっています。
♦前へ移動していた場合・・・背骨が猫背になり重心が前へ下がっています。
♦後へ移動していた場合・・・背骨が猫背になり重心が後へ下がっています。
一度、骨盤の歪みチェックしてみてはいかがでしょうか?
骨盤の歪みによる症状の中で、特に目立つ症状が腰痛です。
骨盤が歪むことにより、上半身を支える力が弱まり腰の筋肉などに大きな負担がかかり腰痛が起こります。
また、痛みがひどいと日常生活に支障が出るため骨盤の歪みは放置しないようにしましょう。
腰痛の予防には、正しい座り方、ストレッチが必要です。
ご自宅でできる簡単なトレーニングをご紹介します。
それでも、なかなか良くならない痛みにお悩みの方はお気軽にお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談ください。
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