健康

寒い冬、身体の不調は首の冷えから。首を温めて健康に。

2024.10.08

首の冷え

季節の変わり目や、夏場の夏場の冷房、冬の寒さなどで体が冷えてしまうと疲れがたまりやすくなります。

特に首の後ろが冷たいと、自律神経の乱れから「肩こり」「頭痛」などの症状を引き起こし、体全体に支障をきたすこともあります。

自律神経とは?

自律神経は、内臓の動きや呼吸のペース、心臓の鼓動や血流の流れ、体温調節などの身体活動を制御する働きがあります。
自律神経には2つあり、日中体を活発にする「交感神経」、安静時や夜間体を休めるために働く「副交感神経」があります。
これらの自律神経は精神的なストレスや、気温変化などの外部の刺激に対して対応します。自律神経は適切な睡眠や休息を取ることで整います。

首を冷やさないためには・・・

寒い冬場の外出時にはマフラーやネックウォーマーなどを巻いて首を冷えから守りましょう。
首は冷えると血行の悪さから肩こりにもつながります。日中のデスクワークなどの影響も受けやすいので、1日の終わりにストレッチを行うのも血流を良くしてくれるのでおすすめです。

首を温める方法

・お風呂は全身浴
毎日の入浴は、首以外にも全身を温めるために欠かせません。
シャワーだけですましてしまうと、身体を十分温めることや筋肉をほぐすことはできません。また、半身浴は首が温まらない場合があります。
湯船につかり身体をゆっくり温めるといいです。
・ドライヤーをかける
お風呂上りで髪の毛を乾かし切らないと、髪の毛の水分で首の後ろが冷たくなります。夏場で暑いからと自然乾燥で乾かそうとすると、気がついたときには首の後ろが冷たくなってしまいます。冬場は外出先から帰宅した後に、首の後ろが冷たいと感じたら寝る前にドライヤーで温めるのも効果的です。
・ホットタオルで温める
水に濡らして軽く絞ったタオルをラップに包み、電子レンジで1分ほど温めればホットタオルの出来上がりです。首はもちろん全身がポカポカします。
このホットタオルは、首のコリ、冷えが劇的に改善します。
・負担をかけない姿勢
長時間の前かがみや、下を向くようなデスクワークの姿勢は首への負担となります。夏場であれば、クーラーの冷風が首の後ろに当たりやすく、気がついたときには冷えている場合があります。長時間同じ姿勢はとらず、正しい姿勢を維持しましょう。15分に1回のペースで首のストレッチや、休憩をはさむことも重要です。
・体を温める食べ物・飲み物を摂る
普段から、冷たいものばかり口にしている人は、なるべく温かいものを食べるようにしましょう。冷たい食べ物、飲み物は体を内側から冷やしてしまいます。飲み物は温めて飲むようにすると、体の内側の冷えを防げます。
ただし、寝起きに冷たい水をコップ1杯飲むのは、体温を上げるのに効果的です。空っぽの胃の中に冷たい水が入ることで、体が体温が下がったと錯覚し、体温を上げます。
体を温める食材として、シナモンやショウガなどのスパイスや、かぼちゃ、ねぎ、豆類、紅茶やココアなど発酵させて作った飲み物は、体を内側から温めてくれます。

デスクワークをよくされる方はセルフストレッチが効果的です。
ご自宅でできる簡単なストレッチをご紹介します。


それでも、なかなか良くならない痛みにお悩みの方は、お気軽にお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談ください。

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