紫外線予防と対策のご紹介。
2024.05.31
2023.01.17
眼精疲労と疲れ目の違い
長時間のパソコン、スマートフォンの作業によって目の疲れを感じることがあります。その時、画面から視線を外して休めることで症状が治まる場合は「疲れ目」です。
十分な休息をとっても目の疲れ目や痛みが治まらず、不快感が続くことに加え、身体にも不調が現れる状態が「眼精疲労」です。
【目の症状】
・目が重い、痛い、しょぼしょぼする
・目がかすむ、ぼやける
・目の乾きを感じる
・白目が充血する
・まぶたが痙攣する
・まばたきが増える
【身体に起こる症状】
・倦怠感
・肩・首のこり
・頭痛
・吐き気、めまい
・目の使い過ぎ
目の周りには、眼球やまぶたを動かす筋肉があり頭を支える首・肩の筋肉とも連動しています。細かい作業を集中して行うと目の周りの筋肉が緊張して目の疲れを感じたりします。また、集中することでまばたきが減り目が乾燥して眼精疲労につながります。目の周りの筋肉が固まると、首・肩の筋肉も固まって肩こり・頭痛の症状を起こします。
・目を使うときの環境
乾燥した部屋や、エアコンの風が当たる場所などでパソコン作業をしていると目が乾燥して眼精疲労の原因になります。寝る前にうす暗い寝室で明るいスマートフォンの画面を見たときの光の刺激も、目を疲労させます。
・ストレス
精神的なストレスを抱えると、身体の働きを担う自律神経が乱れてしまいます。すると、涙の量やまばたきが減少したり、筋肉が緊張したり、血流が滞ったりと身体に影響を与え、それが眼精疲労につながることがあります。
・メガネ・コンタクトが合っていない
長い間、同じメガネやコンタクトを使っていると、視力と合わなくなっている場合があります。度数の合わないメガネやコンタクトを使い続けると見えづらさを調整するため目が疲労します。よく見ようと首が前に出ることで姿勢が悪くなり、首・肩がこってしまうこともあります。
・ドライアイ
目の表面のうるおいを保つ涙の量が減ったり、成分バランスが変化したりすると、目の表面が乾燥し、傷がつきやすくなり感染症を起こしやすくなります。こうしたドライアイの症状は、眼精疲労の原因となりやすいといわれています。
・休憩をとる
パソコンでの作業をするときは、1時間に5~10分程度の休憩時間を取りましょう。休憩中は、スマートフォンなどを見ずに、遠くを見たり、目を閉じたりして目を休めましょう。また、集中して画面を見ているときはまばたきも意識しましょう。1日の終わりに疲れを感じた場合は、ホットアイマスクや蒸しタオルなどで温め、目をリラックスさせるのもおススメです。
・睡眠
眠っても回復しない眼精疲労ですが、予防には睡眠が重要です。睡眠には日中に使った目を休める役目があり、眠っている間は眼球の緊張が和らぎリラックスした状態になります。目の疲れを取るためにも、最低6〜7時間は睡眠時間を取りましょう。
・目の運動
眼球を動かす運動で、目の周りの筋肉をほぐして目をリラックスさせるのもおススメです。顔は正面を向いたまま、両目を開いて、大きく時計回りに円を描くようにゆっくり眼球を動かします。2回行ったら次は反対回りに2回行い目を閉じます。閉じたまま上下・左右2回ずつ眼球をゆっくり動かします。一度休んだら、2・3回繰り返しましょう。
・パソコン作業の環境を整える
長時間パソコン作業を行う方は、デスク環境を変えましょう。加湿器を置いたり、エアコンの風が直接顔に当たらないように座る位置、風向を変えるなど目の乾燥を防ぎましょう。パソコン画面から40cm以上離れるようにしましょう。
・コンタクトレンズを確認
コンタクトレンズは度数が合っていても、遠くを見るのに適したレンズで近くを見続けると眼精疲労につながります。また、長時間使用していると目が乾燥して「ドライアイ」の原因になることもあります。ドライアイは、眼精疲労につながるので、乾燥を感じたらメガネに変えてみましょう。
【温める】
・温かいタオルをまぶたの上にのせる
・まぶたの上に温かいシャワーを数分間あてる
・肩こりがあれば、ドライヤーの温風を凝っている箇所にあてることで
目の疲れが取れることがあります。
【目の体操、マッサージ】
・両目を見開いて、上下左右に大きく回します。
・目の周りの骨を指で押さえ、気持ちいいと感じるところを少し強く押してください。ただ、眼球をおさえつかないように注意してください。
身体の不調などお身体のさまざまな不調について気になることがあれば、いつでも当院にご相談ください。
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