トレーニング

腕が痛みで上がらない、その症状、上腕二頭筋長頭腱炎、原因、セルフストレッチのご紹介

鶴橋院

島内 渉(施術歴:5年)

2024.01.30

上腕二頭筋長頭腱炎-じょうわんにとうきんちょうとうけんえん-

上腕二頭筋とは、腕の前面にある筋肉で一般的にいう「力こぶ」の筋肉です。
長頭は、肩関節の中に入っていく筋肉なので、肩関節を動かす筋肉の一部でもあります。
その筋肉の腱が炎症を起こしている状態のことをいいます。

上腕二頭筋長頭腱炎の症状とは?

上腕二頭筋長頭腱炎は、使い過ぎによって長頭腱とトンネルで摩擦が生じ、炎症が起きている状態のことをいいます。長頭腱は結節間溝という骨の狭い溝に位置するため摩擦による影響を受けやすく、炎症が起きやすいです。
力仕事をする方や、野球やテニス、バレーなどのオーバーヘッドスポーツをする方に多く見られます。上腕二頭筋長頭腱は絶えずストレスを受けており、年齢とともに変性が進み、断裂してしまうこともあります。

・肩の前側~二の腕の痛み
・肘を伸ばした状態で物を持ち上げると痛い
・後ろに手を回すと痛い
・投球動作、サーブを打つときに痛い
・じっとしてても肩の前側がジンジン疼くように痛い

上腕二頭筋長頭腱炎の原因とは?

野球やバレーボール、テニス、水泳、などの肩を捻ったり、腕を伸ばす動作が負担になります。
日常では、物をもつ動作や、手を前に出した状態をキープし続ける姿勢、運転でハンドルを握っている状態、の際に負担がかかります。
また、女性に多くみられるのは、台所作業、掃除機の操作、床や窓ふきなどの際に肩に多く負担をかけています。

上腕二頭筋長頭腱炎の予防法とは?

普段の身体の使い方と、筋肉へのケアが必要になります。
肩に負担のかかる動きを続けていると、何かしらの症状があらわれます。
腕を伸ばして物をもつ姿勢は、肩への負担が大きいので、なるべく肘を曲げて作業すると肩への負担が軽減されます。
肩周辺の筋肉を緩めると、上腕二頭筋長頭の腱のストレスも軽減でき、摩擦を少なくできます。
また、寝方も肩をつぶさずに寝ると、就寝時には肩の疲労回復も促進されます。

上腕二頭筋長頭腱炎セルフストレッチ

上腕二頭筋長頭腱炎の改善には、ストレッチとトレーニングが必要です。
ご自宅でできる簡単な、ストレッチとトレーニングをご紹介します。

症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、あい鍼灸院・接骨院 鶴橋院までご相談ください。
また、お近くの院でもお気軽にご相談ください。

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