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正しい座り方を覚えて、身体の不調を改善
2022.11.15
上本町院
立石 達也(施術歴:12年)
2024.02.20
肋間神経痛
肋骨の周辺に張り巡らされた神経、「肋骨神経」が何らかの原因で刺激されることにより、胸や脇に痛みが生じることをいいます。
痛みは片胸にあらわれ、深呼吸や咳、体勢の変化により痛みが増すこともあります。
肋間神経痛は、原因が明らかな「続発性肋間神経痛」と原因不明の「原発性肋間神経痛」に分けられます。
【続発性肋間神経痛】
神経へのダメージ、圧迫や感染など原因が分かっているのが特徴です。
●神経への損傷・圧迫
肋骨の骨折や、肋骨周辺の手術によって肋間神経が損傷されると、肋間神経痛が生じることがあります。また、変形性脊椎症・胸椎椎間板ヘルニアなどにより神経が圧迫されることでも症状を発症することもあります。
●ウイルス感染
身体の抵抗力が落ちて免疫力が下がると、肋間神経はウイルスに狙われやすくなり肋間神経痛が引き起こされやすくなります。初めて帯状疱疹ウイルスに感染した後、体内に残っていたウイルスが免疫力低下により活性化され、神経痛のスイッチが押されます。
【原発性肋間神経痛】
病院で検査を行っても明らかな原因が分からないことが特徴です。
●ストレス
ストレスが多くなると自律神経が乱れやすくなり、肋間神経が痛みのきっかけとなることがあります。ストレス過多の状況下では筋肉がこりやすく、その硬い筋肉が肋間神経を圧迫し胸痛の原因となるため、ストレス解消が必要になります。
●姿勢不良
悪い姿勢が続くことで肩こりや腰痛が進み、肋間神経痛が始まる傾向にあります。特に、デスクワークで長時間座っていることが多い人は要注意です。
□ストレス過多や過労過多
ストレス過多状態になると、無意識に体に力が入るようになり姿勢に悪影響を与える場合があります。そのため、肋間神経痛を起こす場合があります。ストレスを起こす要因には睡眠不足などもあげられます。
□長時間のパソコン作業
長時間、同じ姿勢が続いたり日ごろから悪い姿勢が続くと、肩や背中に筋肉のコリが生じ肋間神経を起こす場合があります。
□妊娠中の女性
お腹が大きく膨らむと、おなかの内側から圧力がかかり、筋肉が伸長されて痛みが生じます。お腹が大きくなり、横隔膜を圧迫されるため腹式呼吸が困難になり肋骨の動きによる呼吸をするようになる事が原因で発症する場合があります。
●体を冷やさないようにする
体が冷えると血行不良になり、筋肉が緊張した状態を引き起こし肋間神経痛を誘発する恐れがあります。
●同じ姿勢で過ごさない
パソコン作業などで、長時間にわたり同じ姿勢で過ごしていると体の血流が滞り、筋緊張を起こしやすくなります。
●ストレスを発散する
ストレスは肋間神経痛を引き起こす原因になると考えられるため、日々の生活においてなるべくストレスを抱えないよう、発散方法を見つけましょう。
●睡眠時間を十分に確保する
睡眠不足が原因で、慢性的に疲労をためると肋間神経痛を引き起こす恐れがあるため睡眠を十分にとりましょう。
●適度に運動を行う
ウォーキングや軽いストレッチを無理のない程度で続けると、筋肉の緊張がほぐれます。
●食事療法
痛みを緩和する効能が期待できる栄養成分が、Bカロテン・ビタミンC・Eなどで活性酸素の作用を抑制する働きがあります。
Bカロテン:緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃ、ほうれん草 など)
ビタミンC:ブロッコリー、キウイ、いちご など
ビタミンE:ごま、ナッツ、植物性油脂 など
肋間神経痛の改善にはセルフケアストレッチが有効です。
ご自宅でできる簡単なセルフケアストレッチをご紹介します。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、あい鍼灸院・接骨院までご相談ください。
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