夏の疲れと、気候変化による残暑バテ対策法のご紹介。
2024.09.20
2021.10.27
首、手首、足首を温めると冷えに効果的
「首」とついた体の部位には、太い血管や血行促進に効くツボがありこの部位を温めると冷え・肩こり・むくみなどが解消されます。
・肩こり・腰痛が悪化する
パソコンやスマートフォンの操作などで同じ姿勢が長時間続くと、肩や首に負担がかかり、血行が悪くなります。そのため、筋肉が血管を圧迫し肩こり・腰痛を引き起こしてしまいます。
また、血行が悪いと体内に疲労物質や老廃物が排出されにくくなり、疲労・だるさを感じやすくなります。
肩を温めることで、血管を圧迫している筋肉をほぐし身体に蓄積した疲労感を解消することができます。
・便秘になりやすくなる
体内の血行が悪くなると内臓にも血液が循環しにくくなり、便を柔らかくしたり押し出す力が弱まります。便が腸内に滞留してしまうと肌荒れやむくみなどが起こります。
・免疫力の低下
体外から侵入してきたウイルスや菌を排除する白血球・リンパ球は体温が上がると活発化するといわれています。
体内の温度が下がると、免疫力・新陳代謝が低下し病気にかかりやすくなります。
手首・足首・首には、薄い皮膚の下に太い血管が通っています。
また、自律神経を整えるツボもあるといわれています。
手先・爪先を温めるより、手足と頭をつなぐ首の部分を温めることで全身の血行をよくすることができます。
●手首の温めかた
心臓は臓器や首に血を優先的に送るので、手先へ送られる血量は他の器官に比べると少ないです。外出時は、手袋やアームウォーマーを身につけ手を冷やさないようにしましょう。
また、帰宅後にはしっかり手を洗いハンドクリームをつけて指先・手の甲をマッサージしたり、手首を回すことも血行促進につながります。
●足首の温めかた
足は歩くことで血がポンプのように全身へ循環するため「第二の心臓」とよばれています。外出時や室内で暖房をつけているときも靴下やレッグウォーマーなどで足元を温めましょう。靴下やレッグウォーマーをつけるときは、重ね履きをして足首の血管を締め付けないように注意しましょう。
●首の温めかた
首元の血行が悪くなると、肩こり・首こりの原因にもなり腸内環境が悪化しやすくなります。外出時はネックウォーマーやマフラーなどで冷たい空気から首を守りましょう。首の筋肉はこりやすい部分なので、両手で後頭部を優しく揉んだり、ゆっくり首を回すことも効果的です。
マッサージする前に、蒸しタオルなどで筋肉を温めて行うと効果的です。
首元を温めることで、副交感神経を働かせて睡眠の質を高めることができます。パソコンやテレビ、スマートフォンなど明るい画面を凝視していると交感神経が活発になり、脳が興奮し寝つきにくくなります。交感神経が働いたまま就寝すると脳が十分に休憩をとれず起床時に頭痛・だるさを感じやすくなります。朝、起きるとだるい、疲れがとれないと感じているかたは就寝30分前に首を温めて副交感神経を活発にし、脳をリラックスさせてから眠るようにしましょう。
蒸しタオルなど、首のつけ根を温め、首・肩の筋肉をほぐします。
筋肉がゆるんで血管が広がることで、副交感神経が働き脳が緊張から解放され質のいい睡眠をとることができます。
それでも、なかなか良くならない痛みにお悩みの方は、お気軽にお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談ください。
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