秋バテは、寒暖差による自立神経の乱れが原因かも?
2021.09.28
上本町院
立石 達也(施術歴:12年)
2021.10.14
野球肩
ボールを投げる投球動作によって痛みを生じる肩関節障害になります。
野球の投手に多くみられる症状ですが、テニス・バレーボール・ハンドボール・やり投げ、などの競技でも発症します。
損傷の部位によって、肩の前方・後方、上腕に痛みが出ます。
野球肩には、いろいろな種類があります。自身の症状がどれに当てはまるかを見てみましょう。
◆インピンジメント症候群
肩関節の安定性に重要な腱である回旋筋腱板が肩甲骨や上腕骨の間で挟まり、繰り返し衝突することで炎症を起こします。
症状:肩を上げていくとき、ある角度(70~120°)で痛みや引っかかりを感じ、肩を挙上できなくなります。
◆上腕骨骨端線障害(リトルリーグショルダー)
成長期の投球障害で、少年野球の選手に多くみられるスポーツ障害です。
成長期は大人と異なりまだ骨にもなっていない成長軟骨が多く、繰り返す投球動作などにより、上腕骨の成長軟骨が損傷するため起こります。
症状:投球時に痛み、肩をねじると痛みが出ます。
◆動揺肩、動揺性肩関節症(ルーズショルダー)
一般人の範囲以上に肩関節が動いてしまう方に多いスポーツ障害です。肩関節の安定化に関わっている上腕骨と肩甲骨の間にある靭帯・関節包が先天的に緩い状態にあります。
症状:肩を使ったときに痛みます。肩の不安定感・脱力感をともなうこともあります。また、投球時に肩が抜けるように感じることもあります。
野球肩の原因のほとんどは、肩の使いすぎによるもの(オーバーユース)になります。投球動作の繰り返しにより肩関節に過剰なストレスがかかり、炎症や損傷が起きます。投球時の痛みが主で、悪化すると日常生活で肩を動かすだけでも痛みが生じるようになります。
オーバーユースや不備のあるフォームで肩関節に過度の負担をかけ続けると、肩回りのインナーマッスルである腱板や関節唇(かんせつしん)と呼ばれる軟骨に炎症や損傷をきたし、痛みが生じます。
野球肩の改善にはセルフストレッチが必要です。
ご自宅でできる簡単なストレッチをご紹介します。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、あい鍼灸院・接骨院 上本町院までご相談ください。
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