筋肉疲労の原因と、予防方法のご紹介。
2024.05.14
なんばウォーク日本橋駅院
立石 達也
2023.06.27
鵞足炎-がそくえん-
膝の内側にある部分で見た目が鳥の足のように見えるため、「鵞足部-がそくぶ-」とよばれています。
鵞足部の炎症を「鵞足炎-がそくえん-」といい、変形膝関節症につながります。
目次
鵞足とは、膝の関節のすぐ下にある、脛骨(すねの内側の長い骨)の内側につながっている3つの筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)がくっついている部位のことをいいます。
外見がガチョウの足に似ているということから鵞足といわれています。
鵞足炎は、鵞足が炎症を起こす症状のことを言います。
膝の曲げ伸ばしを頻繁に行ったり、膝から下を外側にひねる動作のある運動を行ったりするアスリートの方に多く見られます。
鵞足炎の原因は、膝の使い過ぎです。
ランニング、サッカー、バスケットボール、バレーボール、平泳ぎ、など膝の曲げ伸ばしをするスポーツをする方がなりやすい症状です。
下記のような要因が重なることで鵞足炎へと発展します。
・サイズや形が合っていないシューズの使用
・運動する際のフォームや方法が不適切
・準備運動やストレッチ不足
・運動不足解消のため急に運動を始める
・体が硬い
・膝に疾患がある
◆初期症状
膝を動かす運動をしていない時には痛みが出ません。
ランニングなどの運動をしたときに、違和感や痛みを感じます。
運動直後には痛みは感じるものの、何もしていなければ痛みはありません。
初期症状の間に、数週間安静にしていると、鵞足炎は改善します。
◆中期症状
強度の強い運動で、踏み込みやステップをしたときに痛みが強く出ます。
強度の強い運動後、何もしていなくても膝の内側から下部にかけて、違和感や痛みを感じます。
中期症状になると、安静にしているだけでは、鵞足炎は改善しません。
◆末期症状
何もしていなくても痛みを感じます。
運動時には膝の内側に強い痛みを感じます。
歩くとひきずり歩行になり、座り姿勢や、寝姿勢の時にも膝の痛みを感じます。
下記の項目にあてはまる方は鵞足炎になりやすいです。
□膝の内側が痛く、触ると痛みが増す
□膝が痛くて、歩くのもつらい
□しゃがむと膝の内側が痛い
□階段の上り下りがつらい
□サイズや形が合っていないシューズを履いている
□急に運動を始めた
鵞足炎の改善には太もものストレッチが有効です。
ご自宅でできる簡単なストレッチをご紹介します。
鵞足炎の予防としては、アイシング、ストレッチになります。
鵞足炎は炎症であり、この炎症が痛みを引き起こしています。アイシングによって炎症による熱感を取ります。炎症が静まり、ある程度膝を動かせるようになったらストレッチを行います。ストレッチで筋肉の柔軟性をあげ、炎症が起こらないようにしましょう。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、あい鍼灸院・接骨院 なんばウォーク日本橋駅院までご相談ください。
https://www.ai-medical.co.jp/clinic/walk/
また、お近くの院でもお気軽にご相談ください。
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