四十肩・五十肩の原因と自宅で簡単ストレッチのご紹介。
2024.09.13
京阪古川橋駅院
平井 翼(施術歴:6年)
2022.07.12
ストレートネック
ストレートネックとは、緩やかな湾曲を持っている首の骨が
首を前に出した姿勢をし続けることにより、真っ直ぐになってしまった状態をいいます。
最近では、スマホの普及にともない「スマホ首」ともいわれます。
●筋肉疲労による肩・首・背中の痛みやハリ感
ストレートネックになると、頭部の重みが首まわりに掛かり筋肉や神経に大きな影響を与えます。そのため、首を中心に肩・背中に痛みが生じます。
また、首回りの筋肉に大きな負担をかけ続けているので筋肉のハリ感も感じてしまいます。
●肩こり・首こり
首周りの筋肉が緊張してしまい、首・肩も凝ってしまいます。ストレートネックが引き起こす首こり・肩こりは普通の凝りとは違って首周りに大きな負担をかけ続けているので、症状が悪化すると軽く咳をするだけでも首に痛みが出ます。
●頭痛・吐き気・めまい・不眠
首の上部に負担がかかると頭痛・めまい・吐き気などの症状が出やすくなります。また、自律神経に支障をきたしイライラ・不眠など精神面にも症状が出ます。
●手・腕のしびれ
首の下部に負担がかかると、手・腕のしびれなどの症状が出ることもあります。また、症状が悪化すると頸椎椎間板ヘルニアになってしまう可能性もあります。
●長時間のスマホ操作
スマホを操作しているときは、首や顔は下を向いていることが多く首の前弯がなくなっている姿勢になります。画面に集中するほど姿勢不良を長時間続けることになります。
●デスクワーク
デスクワークの際も、モニター画面に集中することで頭が前に出て肩が前に回り、首と背中の上部の筋肉が伸びることで、胸の筋肉が伸びなくなります。このような姿勢を続けるとストレートネックの原因になります。
●猫背や反り腰
猫背の前かがみ姿勢は、常に首の周辺に負担が生じストレートネックになりやすい傾向になります。また、妊娠・出産を経験した女性は骨盤が前傾する反り腰になりやすいです。反り腰は腰だけではなく首にも負担がかかります。
【改善法】
・スマホの使用時間、姿勢改善
スマホを使用する時間を決め、スマホは目の高さに合わせるようにします。
また、片手持ちではなく、両手で持つようにしましょう。
・デスクワーク時の姿勢を改善
自分に合った机と椅子を選び、正しい姿勢でパソコンに向かうことが重要です。また、作業の合間に簡単なストレッチを行いましょう。
・睡眠時の枕の高さに注意
高すぎる枕を使って寝ている場合、首は常に下を向いている姿勢になりストレートネックの状態を作り出すため避けるようにしましょう。また、柔らかすぎる枕を使用すると頭部を安定させようと、常に首が緊張した状態が続くため負担がかかります。枕を選ぶ際は、高すぎず、柔らかすぎないもので自分のサイズに合ったものを選びましょう。合わないときは、タオルなどで調節してみてください。
【予防法】
・適度に休憩を取る
首への負担を少なくするため、パソコンやスマホを使用する際は30分に1度は休憩をしましょう。また、首や肩を動かす・立って背伸びをするなど身体を動かすよう心がけましょう。
・首の後ろの筋肉に力を入れる
首が前に出ていることが多いので、その反対の動作を行いましょう。首の後ろの筋肉に力を思いっきり入れ、力を抜くと緊張していた筋肉が弛緩します。寝た状態で枕に自分の頭を押しつけるような運動をすることで、首の後ろの筋肉が緩みます。
ストレートネック予防にはストレッチが必要です。
ご自宅でできる簡単なトレーニングをご紹介します。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、あい鍼灸院・接骨院 京阪古川橋駅院までご相談ください。
https://www.ai-medical.co.jp/clinic/furukawabashi/
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