ドライアイの原因と予防法のご紹介。
2024.07.02
2025.01.27
目やに
目やには「眼脂(がんし)」といい、目の表面の分泌物や老廃物で構成される皮膚の垢のような生理的な分泌物になります。
・目の表面にキズ
コンタクトの使用や逆まつげなどにより、目の表面が刺激されたり傷ついたりしたときに目やにが出ることがあります。コンタクトは、レンズそのもので目が刺激されている場合と、レンズに付着している汚れなどが原因になっている場合があります。
・炎症が起きている
目や鼻の疾患が原因で、涙嚢と鼻を繋ぐ管「鼻涙管」や涙嚢自体が閉塞してしまうと、涙液の排出が滞り、目やにが出ることがあります。また、その部分に感染が加わり炎症が起こることで目やにが生じることもあります。
鼻涙管が閉塞すると目やにだけでなく、勝手に涙があふれ出してしまう涙目になることもあります。
・目の感染症
結膜炎やものもらいなど目の感染症にかかると、目から細菌やウイルスを排除しようと免疫反応が働き、目やにが増加します。特に結膜炎はその原因が細菌・ウイルス・アレルギーなど多岐にわたり、原因によって目やにの色や量など異なります。
・パソコンやスマートフォンの長時間利用
パソコンやスマートフォンを見続けていると、まばたきの回数が減ったり、上まぶたと下まぶたがしっかり閉じていないまばたきになったりします。
まばたきがきちんとできているために涙が不足してしまうと、まばたきによってまばたきとほこりや花粉といった異物が擦れるだけで角膜が傷つくこともあります。
・ドライアイ
ドライアイとは、目の乾き・疲れ・充血・涙目・異物感・痛みなど多岐にわたる症状を呈し、涙が不安定になるものです。
・コンタクトレンズ
合わないレンズや使用期限を過ぎたレンズを装用、汚れや傷があるレンズを使うことで角膜にダメージを与えてしまう可能性があるので気をつけましょう。また、コンタクトレンズの装用中は目が乾燥しやすくなります。特に含水率の高いレンズは、レンズ自体のの水分が蒸発すると周囲の水分を吸収する性質があります。その性質から涙を吸収してしまうため、目が乾きやすく角膜も傷がつきやすい状態となります。
いつもと異なる目やにが出るときは、眼科で診察を受けましょう。
また、角膜を傷リスクから守るような目のダメージを防ぐことも大切です。
パソコンやスマートフォンを使う場合は、目の負担を軽減するために1時間に1回程度目を休める時間を入れましょう。
また、涙の油分が分泌されるマイボーム腺の通りをよくするために、目の周りを温めて血流を促すのもおススメです。
お身体のさまざまな不調などがありましたら、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談下さい。
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