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冬に血行不良が起こる原因と解消法のご紹介。

2025.01.27

冬に血行不良が起こる原因とは？

冬に血行不良が起こりやすいのは「寒くなることで血管が収縮する」ことが原因です。血液は体の隅々まで酸素や栄養を運び、二酸化炭素や老廃物を回収しています。体内で作られた熱を全身に運び、体を温めるのも血液の役割です。体には臓器が集まる体の中心部を一定温度に保つ働きがあり、熱を運ぶ血液が体温の調整をしています。冬になって外の気温が低くなると、体の中心部の温度を保つために血管が収縮し、手足に流れる血液を少なくして体の中心部に集めます。そのため、冬場は手足が冷たくなるのです。
【血管の収縮が起こる原因】
・長時間同じ姿勢
・冷たい飲み物、食べ物が多い
・偏った食生活
・ダイエットによってのミネラル不足
・過度のストレス
・喫煙
・貧血や低血圧
・女性ホルモンの乱れ

冬の血行不良による影響とは？

・肩こり
パソコン・スマホ・テレビなどを見る姿勢によって、首・肩に負担がかかります。冬の寒さで血行不良になっているときに負担がかかると、筋肉は固まりやすく肩こりなどの不快感になります。寒さで肩をすくめるような姿勢も、筋肉が固まってしまい肩こりの不快感を大きくする要因になります。
・体のむくみ、だるさ
血液には酸素や栄養を体の隅まで届ける役割と同時に、二酸化炭素や老廃物を回収する働きもあります。
血行不良によって、不要な二酸化炭素や老廃物を回収する機能が働かなくなると、体に不要なものが溜まりやすくなります。そのため、体のむくみやだるさとなります。
・肌荒れ・くすみ
血流が悪くなると肌の細胞に栄養が行き届かなくなり、ハリがなくなるなど肌のコンディションにも影響します。また、老廃物が溜まりやすくなることで吹き出物など肌のトラブルにつながります。

冬の血行不良解消法とは？

・食習慣
脂っこい食材を避け、血液をさらさらにしてくれる食品を食べるなど健康的な食事を習慣づけることが大事です。血液をさらさらにする食品は「サリチル酸」を多く含む野菜類で、血液凝固を抑制する働きがあります。
その他、納豆や青魚などEPAやDHAを多く含む食品も血液の凝固抑制に効果的といわれています。
・生活習慣
血行不良の原因には、運動不足や食生活の乱れといった生活習慣の乱れが関係しています。そのため、規則正しい生活習慣を意識しましょう。
睡眠時間の確保、適度な運動、十分な休養などが含まれます。
また、入浴や運動などで体を温めて血行を促進させたり、十分な睡眠や休養で身体をリラックスさせたりするのもおススメです。
・マッサージ
血行促進のためには、マッサージも効果的です。特にふくらはぎをマッサージすると、下半身にたまった水分や血液を心臓に押し戻す効果があるため、こまめに行うのがおススメです。
ふくらはぎ以外では、耳の周りから首までのリンパ節、手足の指や肩回りなど、コリや冷えが気になるところを中心に行うと効果が感じられます。
・衣服
体を締め付けるような服は、血液の流れを妨げる可能性があるので注意が必要です。また、冷えが気になる場合は太い動脈がある手首、足首の周りを温めるような服を選ぶと、体全体を温める効果があります。

血流改善セルフストレッチ

むくみや冷え改善には、セルフストレッチが効果的です。

症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、あい鍼灸院・接骨院 までご相談ください。