正月太りの原因と予防法のご紹介。
2023.12.28
2024.12.24
年末年始
年末年始は、忘年会や新年会が多く開かれます。
気が緩み、普段より食べ過ぎたり飲みすぎたりしてしまい、胃腸に負担がかかってしまいます。
暴飲暴食で胃腸への負担が大きくなると、急性胃炎や急性胃腸炎などを引き起こしてしまう恐れがあります。
・胃に負担をかけない
胃にダメージを与える「食べ過ぎ」「飲みすぎ」は控えましょう。
また、脂っこいもの、刺激物、アルコールの量も控えましょう。食べるときは腹八分目を目安にし、満腹中枢が刺激されるまでは、食べ始めてから20分程度かかるといわれています。しっかり噛んでゆっくり食事をとりましょう。
・規則正しい食事習慣
年末年始は、なかなか難しいですが自宅での食事は鍋物など、消化のいいものを食べる、食事の間隔が不規則にならないようにするなど、胃腸に負担をかけないように意識することが大事です。規則正しいバランスのとれた食事は、胃腸の健康を保つだけでなく身体の免疫力を高め、病気になりにくい状態を保ちます。
・ストレス解消
ストレスを感じると腸内環境は悪くなり、腸内環境が悪くなるとストレスを感じやすくなります。自分にとって即効性のあるストレスを和らげる趣味、音楽、読書などおススメです。
・運動
運動は腸の環境改善につながります。おススメはウォーキングです。歩くと振動で全身の器官が刺激されるので、腸の働きも活発になります。
また、血流が盛んになるので腸も温まり、善玉菌の働きが活発になって繁殖しやすくなります。ウォーキングは30分以上がいいですが、忙しくて時間に余裕のない場合は、生活の中にウォーキングを取り入れてみましょう。
エレベーターやエスカレーターがある場所でも、階段を使うようにするなど生活の中で歩くことを意識してみましょう。
【飲酒前の対策】
・軽食をとる
飲酒前に胃に食べ物を入れておくことで、アルコールの吸収速度を遅らせるだけでなく、アルコールの分解も促進します。特にたんぱく質を多く含む消化の良い食品が効果的です。
・水分摂取
飲酒前に水分を十分にとり、脱水症状を予防しましょう。
【飲酒中の対策】
・適度なペースで飲酒
アルコールをゆっくり楽しみましょう。急いで飲むとアルコールの分解が追いつかなくなります。
・水分摂取
アルコール飲料と非アルコール飲料を交互に飲むことで、アルコールの吸収を遅らせることができます。
・食事をしながら飲酒
アルコールの吸収を緩やかにするために、食事をとりながら飲酒しましょう。お酒だけを飲むとアルコールの吸収が速くなります。
【飲酒後の対策】
・水分摂取
飲酒後には水分を十分に取り、脱水症状を防ぎましょう。
・休息
十分な休息をとり、体が回復する時間を確保しましょう。睡眠中は肝臓の働きが遅くなるため、アルコールの分解が進みません。休息をとりながら、できるだけ酔いをさましてから眠りましょう。
・水分補給
二日酔いのときは脱水症状が起こりやすいため、水分補給が重要です。水やスポーツドリンクなどを飲み、体内の水分バランスを正常な状態に回復させましょう。
・食事
食べ物をとることで、胃酸の過剰分泌を抑え、症状を軽減できます。消化のいいお粥やうどんなどを摂取しましょう。
・果物の摂取
アルコールを分解する際に、ビタミンやミネラルが消費されます。不足したビタミンやミネラルを補うために果物を摂りましょう。野菜ジュースも効果的です。
・薬の使用
頭痛や吐き気の症状を軽減する市販の鎮痛剤や胃腸薬を使用することもできます。ただ、適切な薬を選び使用方法に従いましょう。
・安静と休息
症状がつらいときは、安静にして十分な休息をとりましょう。
・二日酔いに効くサプリメント
ビタミンB群、アミノ酸などが含まれる市販のサプリメントは、二日酔いの症状を和らげるのに役立つものがあります。
最も重要なのは、自身の体調に合った対処法を見つけることです。また、適度なアルコール摂取を避け、二日酔いを予防することが大事です。
年末年始、食べ過ぎや飲みすぎに気を付けて、楽しみましょう。
身体の不調などお身体のさまざまな不調について気になることがあれば、お気軽にお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談下さい。
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