寝違えを繰り返す原因と、ケアストレッチのご紹介。
2024.05.21
2024.07.30
夏バテ
高温多湿の夏に体が対応できなくなり、体がだるい・食欲がない・体が熱っぽい・頭痛がする・めまい・立ちくらみ・やる気がない・疲労がとれない、などの症状が出ます。
ウイルスなどの感染に立ち向かう免疫力も低下します。
・室内外の温度差
温度差の大きい屋外と屋内を行き来することにより、自律神経の活力やバランスが崩れてしまいます。また、冷房の効きすぎた部屋に長くいても自律神経がうまく働かなくなります。自律神経は、循環器・消化器・呼吸器など全身すべての臓器や組織の活動を調整し、体温の調整なども担い私たちが活動や休憩・睡眠に適した全身機能になるようにしています。
自律神経の乱れにより、疲労・睡眠不足・食欲不振・胃腸の不調・頭痛・動悸・息切れ・めまい・立ちくらみなどの症状が引き起こされます。
・高温多湿の環境
高温多湿の環境では、汗の蒸発が不十分となり体温調節がうまくいかなくなることがあります。この状態が続いたり、高齢・子供・肥満であったり、持病、低栄養素、脱水症状、体調不良などが重かったりすると夏バテどころか熱中症になる危険もあります。
・睡眠不足
地球温暖化により夜間の最低気温が25℃以上の熱帯夜が増加しています。そのため寝苦しい夜が多くなり、寝つきが悪い・眠りが浅いなど、睡眠不足になることがあります。睡眠によって日中の疲労を回復することができず、疲れがたまり夏バテになってしまいます。
・冷たいものの摂り過ぎ
夏バテにより胃腸が弱まっているところに、冷たい食べ物・飲み物を摂り過ぎると、お腹が冷え過ぎて胃腸の働きがさらに低下し、下痢を起こすことがあります。胃腸の不調は食欲の減退により栄養不足を招き、夏バテを増進させるという悪循環に陥ります。また、下痢が脱水症状につながることもあります。
・脱水状態
長時間直射日光の下にいたり、暑さの中で運動したりすると、発汗が過剰になり、体の水分不足による脱水状態を起こすことがあります。水分と同時に、塩分やその他のミネラルも体から外に出てしまい、水の補給のみでは元に戻れない状態になります。塩分・ビタミン・その他のミネラル補給も回復には重要です。
・栄養価の高い食品を食べる
食欲が減退しがちな夏は、量より質に重点を置いた食事を摂りましょう。
とくに疲労回復に効果的な玄米・豚肉・うなぎ・豆類・ねぎ・山芋などのタンパク質、高エネルギー、高ビタミンの食材を積極的に摂取し、栄養のバランスを重視した食事を心がけましょう。素麵には、野菜や肉の具材をたっぷり入れるなどがおススメです。
糖質をエネルギーに変えることで疲労回復に役立つ、ビタミンB1の摂取を意識することも大事です。ビタミンB1が多く含まれる食品は、豚肉・うなぎ・レバー・玄米・豆腐・さつまいも・そばなどがあります。ただ、ビタミンB1は水に溶けやすく、調理のときに栄養が失われやすい、摂取しても体に吸収されにくい、摂取した後も体外に排出されやすいという特徴があり、不足しやすい傾向にあります。
・室内での過ごし方
室内外の温度差が10℃以上になると、自律神経が体温調節などに頑張った末に機能低下・破綻し、体調を崩しやすくなります。自分でエアコンの温度調節ができない場合には、冷房の風が直接当たらないように風向きなどを調節し、上着を羽織ったり、長いパンツや靴下を履くなどして体温の調節をしましょう。
・ぐっすり眠る
疲れをためないことが夏バテの一番の予防法です。睡眠には心身の疲労を回復する働きがあります。睡眠時間と睡眠の質を確保し、その日の疲れをその日のうちに取りましょう。空調機を自分の睡眠に合わせて調節し、冷却シートや冷感シーツなどを使用するのもおススメです。
・適度な運動
暑い夏を乗り切るには、汗をかいて体温調節をすることが大事です。適度な運動により汗をかく習慣を取り戻すことができ、温度差の激しい屋内外の出入りなどで乱れがちな体温調節機能が改善します。朝の涼しいうちに有酸素運動であるウォーキングをしたり、冷房の効いた部屋で軽い体操をするなど適度な運動を心がけましょう。運動をする際には、水運補給を忘れずにしましょう。
頭痛や肩こり、身体の不調などお身体のさまざまな不調について気になることがあれば、いつでも当院にご相談ください。
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