気温差で気象病に!寒暖差疲労とは?
2022.10.27
2025.01.21
低気圧頭痛
低気圧頭痛は、気圧の変化が原因とされており「気象病」の一つと呼ばれています。気象病は天気痛とも呼ばれ、気圧・温度・湿度などの気象の変化によって体調が悪くなったり、持病が悪化したりします。
【緊張型頭痛】
頭全体が締め付けられる、圧迫されるような痛みがある頭痛です。身体的ストレスや精神的ストレスにより、神経や筋肉を過度に緊張させることで引き起こされます。急激な気圧の変化により、体内で「セロトニン」という物質が生成されると、交感神経を刺激して血管を収縮させるため「緊張性頭痛」を引き起こします。
【片頭痛】
頭の片側もしくは両側が脈に合わせてズキンズキンとした痛みがある頭痛です。気圧変化が引き金となり、脳内の一過性の血管痙縮と拡張を繰り返すことで、片頭痛発作が引き起こされるためです。
片頭痛といっても片側だけでなく、頭の両側に起こることもあります。
・天気の変化を敏感に察知できる
・天気の変化により気分が浮き沈みしやすい
・雨が降る前、降っているとき眠気を感じる
・湿気が多いと胃腸の調子が悪くなる
・季節の変わり目に体調を崩しやすい
・頭痛、めまい、関節痛
・耳鳴り、吐き気
・神経痛
・肩こり、頭痛
・腹痛、下痢
・だるさ、イライラ、気分の落ち込み
・眠気
自律神経のうち「交感神経」が優位になると、頭痛やめまい、関節痛の悪化などがみられます。「副交感神経」が優位になると、眠気やだるさなどが起こりやすくなります。
【耳をストレッチ】
気圧を感じる内耳の血流を促すために、耳のマッサージをしましょう。
マッサージは簡単で、両側の耳たぶをを指でつまみ軽く横に引っ張った状態を5秒ほどキープします。同じ要領で耳たぶをやさしく回しましょう。それぞれの動作を3~5回ほど繰り返します。耳のマッサージは体調不良のときだけではなく、朝昼晩の3回、定期的に続けると予防につながります。
【運動や入浴】
体を動かすことや、入浴時にお湯に浸かることは、低気圧による体調不良の改善に役立ちます。血流を促し、体温を高めの状態で保つことは自律神経の安定や痛みの軽減につながります。
また、低気圧の日に「むくみ」「冷え」が気になる場合は、入浴時にしっかり湯船に浸かりましょう。40℃くらいのお湯に10分ほど浸かるか、38℃くらいのねるめのお湯に20分ほど浸かるのがいいとされています。
さらに、運動やお湯に浸かることを日頃からしていると、予防につながる可能性があります。運動は朝の散歩など、無理のない範囲で構いません。
運動不足を実感している方や、シャワーだけで済ませていた方は、ぜひ取り入れてみてください。
お身体のさまざまな不調などがありましたら、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談下さい。
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