冷え性の原因、実は・・・「内臓型冷え性」かも?
2023.07.18
2024.04.30
円皮鍼-えんぴしん-
円皮鍼は、小型の画びょうに円形のテープを貼り付けたような形をしています。テープ自体が肌と同じような色をしているため目立ちにくくなってます。2〜3日の間貼ったまま過ごすことを目的とされています。
身体の中に鍼が勝手に入るようなことはありません。
目次
【鍼の効果】
・血流の流れを改善
筋肉の硬さがあると、血管が圧迫され血流が滞ってしまいます。
血管が拡張することで、血液の渋滞が解消され細胞に十分なエネルギーや酸素が供給されることで、痛みや違和感が消失します。
・脳の働きを高める
鍼の刺激は、疲弊してしまった脳を効率的に休ませる効果があります。
脳に休息を与えることで、脳の処理能力を回復させて、不必要な痛みを感じにくくします。
・免疫力の向上
鍼は、体内に入ると異物とみなされるので白血球が出動し、活性化します。そのため、鍼の刺激によって定期的に白血球の訓練を行うことで、検疫力が上がります。
【お灸の効果】
・免疫力の向上
お灸は患部に白血球を集め、さらに抗体や補体も併せて呼び寄せるため、白血球の食作用や抗菌作用を強めることで免疫作用を高めます。
・自律神経の正常化
お灸の熱刺激で血管に働きかけ、血管の運動性を高めると血管を動かしている自律神経が本来の働きを思い出し、正常に機能するようになります。
・抗アレルギー作用
お灸は、過剰反応を起こす免疫細胞を鎮静化してアレルギー反応を抑えます。
・血液循環の改善
お灸の温熱刺激で、血液循環が悪い場所の血管を拡張させることで、局所に溜まっていた老廃物などが血管に回収されやすくなり、むくみが解消します。
人体には多数の「ツボ」が存在します。ツボを鍼で刺激すると、血行が促され筋肉の硬直が緩和されます。円皮鍼はそのツボを弱い力で長時間刺激することで、体調に変化をつけ、弱った箇所を活性化する効果があります。
円皮鍼は通常の鍼治療とは違い、一定期間であれば刺したままも状態でツボや筋肉を刺激し続けれるのがメリットです。汗をかきやすい体質や、年齢、生活環境、季節等によりますが1週間程度で交換または外していただいたほうがいいです。真夏と真冬では発汗の量も異なりますが、シールの部分が皮脂や汚れが付着しベタベタしてきたら交換の目安になります。剥がした際はアルコール消毒を行いましょう。
円皮鍼をしたまま、お風呂に入っても大丈夫ですが身体を洗う際は円皮鍼の貼ってある部分を強くこすると外れやすくなるため、こすり洗いは避けましょう。入浴後のタオルで身体を拭くときも、ゴシゴシとこするのではなく、タオルで押さえるように水分を拭き取ると円皮鍼が外れにくくなります。
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