その、指のこわばり、もしかすると、関節リウマチかも
2023.06.20
2024.06.27
肩甲骨-けんこうこつ-
肩甲骨は、逆三角形の形をした平たい骨です。手ひら程度の大きさで、背中の上の方に左右対称に位置します。
首や肩などにつながるたくさんの筋肉につながっています。
肩や首のこり、痛みといった症状に、肩甲骨・肩甲骨周辺の筋肉の働きが深く関わってきます。
肩甲骨はがしとは、肩甲骨の周りにある筋肉をほぐし、肩甲骨本来の動きを取り戻すことを目的とするストレッチのことを指します。肩甲骨をさまざまな方向に動かし、筋肉の動きを改善することができます。
【肩こり】
肩こりは、筋肉がこわばり血行不良になることが原因といわれています。
肩甲骨につながっている筋肉の中には、肩こりに大きく関わる肩甲挙筋や菱形筋などがあります。肩甲骨はがしで可動域を広げると、硬く縮んだ筋肉をほぐし、血流やリンパの流れを促します。その結果、血流が良くなり、肩こりの症状が緩和されます。
【姿勢改善】
肩甲骨はがしは、不良姿勢の方にもおすすめです。猫背や巻き肩は、長時間同じ姿勢で過ごすことが原因にもなります。
肩甲骨はがしは、肩甲骨の可動域を広げて筋肉を緩めてくれます。すると肩甲骨が正しい位置に戻り、姿勢の改善が期待できます。
【疲労・冷えの緩和】
血流やリンパの流れを促す肩甲骨はがしは、疲労や冷えにも効果的です。慢性的な冷えや疲れの原因は、血流の悪さです。肩甲骨はがしで筋肉をほぐし、血行を促すと症状の緩和が期待できます。また、疲労や冷えを緩和する目的で肩甲骨はがしを行うと、肩こり予防できます。
【肩甲骨を触わる】
片手を背中側に回し、同側の肩甲骨をさわる。肩甲骨の先端にさわればいいですが、柔軟性が高まれば肩甲骨全体や上方までつかめるようになります。始めは無理をせず、背中から肩甲骨が浮き出る感覚をつかんでみてください。
【後ろで手を合わせる】
両手を背中に回し、手のひらを合わせる。このときに指先を上に向けます。柔軟性が高ければ、隙間をあけずに両手のひらを合わせることができます。手を合わせながら、左右の肩甲骨を中央に寄せることを意識しましょう。
【交差させた手をさわる】
肩の上下から交差するように左右の手を背中に回し、指と指がふれるかをチェックします。柔らかくなれば指を組んだり、手首をつかんだりできます。肩甲骨の柔軟性には左右差があるので、左右両方で試してみてください。
肩こりを緩和するには、肩甲骨はがしストレッチが効果的です。
ご自宅でできる簡単なトレーニングをご紹介します。
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