成長期に多い膝の痛みの原因と、予防法のご紹介。
2022.02.04
鶴橋院
島内 渉(施術歴:5年)
2023.11.14
足首が太くなる
脚は脂肪がつきやすく、体重の増加に伴って太りやすい部分ですが実は足首は脂肪がつきにくい部分だといわれています。
運動不足や歩き方のクセにより、足首の関節や筋肉があまり動かされなくなると、リンパの流れが滞って老廃物が溜まりがちになります。
すると、むくみが引き起こされ足首が太くなってしまいます。
目次
・脚のむくみ
むくみの原因は血行不良によることが多く、デスクワークなどで座ったままの姿勢を長時間続けていると、脚の血行が滞りむくんで足首が太くなってしまいます。特に運動不足などで筋肉量が少ない方はむくみやすくなります。
ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれ、血液を循環させる働きがあるため、この筋肉がついていないとむくみやすい体質になってしまいます。
脚の血行をよくするためには、座ったままの姿勢でいることが多い方は意識して休憩を取ったり動いたりしましょう。
・筋肉の衰え
運動していたときは足首が引き締まっていたのに、運動を止めて太くなったという方は筋肉の衰えが原因かもしれません。
運動をしているとふくらはぎの筋肉が発達し、足首が引き締まって見えます。しかし、運動を止めてふくらはぎの筋肉が衰えると足首に締まりがなくなってしまいます。適度に運動をし、ふくらはぎの筋肉をつけましょう。
・脂肪の蓄積
足首に脂肪がついてしまったことにより太くなっている可能性があります。
脂肪がつきやすくなる原因には、日頃の食生活があげられます。暴飲暴食をし、糖質や脂質が多い食事をしていると足首に脂肪がたまりやすくなり、足首が太くなります。
食生活を見直したり、運動をして脂肪を燃焼することで足首の太さの解消につながります。
・足首の歪み
足首の歪みとは、足首にある距骨という骨がズレることで足首が外側や内側、また前傾に傾いている状態です。距骨は体のバランスを保つ役割を担っている骨で、全体重を支えています。しかし、距骨には筋肉がついていないため距骨自体を支えるものがなく、知らないうちに傾いてしまていることがあります。距骨が傾くと、アキレス腱に負荷がかかり肥大化して足首が太くなることがあります。
【足首の歪みチェック】
1、足を揃えて、足の人指し指が正面に向くように立つ
2、背筋を伸ばしたまま、ゆっくりしゃがむ
しゃがんだとき、以下のような状態になる方は足首が歪んでいる可能性があります。
・背中が丸くなり、後ろに倒れてしゃがめない
・膝が内側に向いて指先の方向が変わる
・長時間立ったま、座ったまま過ごす
同じ姿勢のまま長時間動かないでいると心臓から送られてきた血液を心臓に送り返すことができず、脚にたまってしまい足首が太くなります。
・むくみ対策をしない
むくみ対策は足首が太くなるのを予防できますが、対策をしていないとむくみが解消されず、足首が太くなります。
・暴飲暴食をする
糖質や脂質の多い食事は体に脂肪がつきやすく、脚に脂肪がつくとメリハリがなく太い足首になります。暴飲暴食で塩分を過剰に取ってしまうと、体が水分をため込みやすい状態になるため、むくみが足首が太くなってしまいます。
・血流アップ
足首の保温を行い冷えを改善しましょう。湯船に浸かる習慣をつけると、体全体が温まって代謝が上がります。冷え性の方は、靴下やレッグウォーマーなどを着用し、長時間座りっぱなしなど同じ姿勢でいる方は、こまめに立ってストレッチをしたり、姿勢を変えましょう。冬だけでなく、夏場の暑い日にクーラーが効きすぎている部屋にいる場合も、カーディガンやひざ掛けなどを活用し冷え対策を行いましょう。
・食生活の改善
過度なアルコール摂取、塩分の多い食事の摂り過ぎはむくみの原因になります。手軽に食べられるレトルト食品やファーストフードは塩分を多く含んでいるため、なるべく控えましょう。体を温める食材を取り入れるのもおススメです。バランスのよい食事を意識しましょう。
・つま先立ち歩き
つま先立ち歩きをすると、自然とふくらはぎの筋肉がつく、リンパや血流の流れがよくなりむくみがなくなる、などメリットがあります。つま先立ち歩きをする際は、脚に力をいれるのではなく、おへそに力をいれお尻を引き締めるようにしましょう。ふくらはぎには全身の循環を促し、老廃物を排出する役割もあります。
【つま先下り】
階段を降りる動作も、意識的に行うことで足首痩せにつながります。着地するときには、つま先、かかとの順番で着地します。ポイントは、正しい姿勢で行う、つま先は進む方向を向くことです。目線は斜め下を見ながら、背筋が床と垂直になるようにしましょう。脚が開いているとO脚の原因になったり膝に負荷がかかったりします。つま先は外側、内側を向きすぎていると体重のかかり方がアンバランスになってしまうので、足の裏全体に体重がかかるようにしましょう。前かがみになると前ももに筋肉がついてしまい、太くなる可能性があるので注意が必要です。
・ふくらはぎ上げ
ふくらはぎの引き締めをしたい方におススメの運動が、ふくらはぎ上げです。椅子などにつかまって、体の軸を意識しながら片脚で立ちます。床についている方の脚のかかとを上げる下げるの運動を、片脚20回ずつ3セット行いましょう。かかとを上げる際に、親指に力を入れて、骨盤が傾かないように注意しましょう。
・青竹踏み
青竹踏みは、青竹を踏むことで足裏全体を刺激し、自分で気軽にマッサージができる方法です。青竹の上で足踏みをしてまんべんなくほぐしたり、屈伸をしたりしましょう。屈伸は重心のバランスが整います。足裏は「第二の心臓」とよばれるほど体中のツボが集中していて、ツボ刺激の効果もあります。青竹がない場合には、代わりに足裏マッサージのマットなどを使用してみてください。
ふくらはぎの痛みには、ケアするストレッチが必要です。
ご自宅でできる簡単な、セルフストレッチをご紹介します。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、あい鍼灸院・接骨院 鶴橋院までご相談ください。
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