紫外線予防と対策のご紹介。
2024.05.31
2023.05.18
熱中症-ねっちゅうしょう-
熱中症とは、体温が上がり体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなることで、体温の上昇やめまい、痙攣、頭痛などの症状を起こします。
・気温が高い、湿度が高い
・風が弱い、日差しが強い
・照り返しが強い
・急に暑くなった
気温が低い日でも湿度が高いと熱中症にかかりやすくなります。
また、家の中にいても室温や湿度の高さかた熱中症にかかることもあります。
・1段階目
【立ちくらみ、めまい、足がつる】
体温が上がると身体の表面を流れる血液の量が増えて、血液が身体全体に行き渡るため、一時的に血液が足らなくなり血圧が下がることがあります。その時に、十分な血液が送られず酸欠状態になり立ちくらみ、めまい、足がつるなどの症状を起こします。
・2段階目
【嘔吐、倦怠感、痙攣】
汗をかいて体内の水分を失ったとき、十分に水分を摂取しなければ脱水症状になり、嘔吐や倦怠感を感じます。また汗をかくことで体内の塩分が不足し、手足がつるなど筋肉の痙攣を引き起こすこともあります。
・3段階目
【倒れ込み、意識障害】
体温が上がり、体温調節をする働きが追い付かなくなると、脳に影響が及び倒れたり意識障害をきたすことがあります。熱射病という症状で、身体にとって非常に危険な状態です。1段階目のめまいやふらつきなど熱中症の初期症状に気づいたときは、すぐに休んで水分・電解質補給をしましょう。
・暑さを避ける
外出時は、なるべく日陰を歩く、帽子や日傘を使うなどしましょう。
家の中では、ブラインドやすだれで直射日光を遮り、扇風機やエアコンで室温・湿度を調整しましょう。
・服装を工夫する
外から熱の吸収を抑え、体内の熱をスムーズに逃がす服装が理想です。素材は吸収性や通気性の高い、綿・麻などがおススメです。また、インナーを着た方が肌とインナー、インナーとアウターの間に空気の層ができ外からの熱気を遮断してくれます。
・こまめな水分補給
暑い日には知らずしらずのうちに汗をかき、体内の水分が失われています。
のどが渇く前に、こまめに水分補給をしましょう。ただ、コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物、アルコール類は利尿作用があるので適していません。また、汗をかくと水分と一緒にミネラルやビタミンも失われるので、ミネラルも忘れず補給しましょう。ミネラルを補給するには、麦茶がおススメです。
・暑さに備えた身体作り
ウォーキングやランニングなど、運動で汗をかく習慣を身につけることも大事な予防法になります。日頃から暑さに身体を慣らしましょう。
乳幼児や高齢者は、熱中症を起こしやすいです。暑い日や湿度の高い日には特に気をつけましょう。乳幼児は、体温のコントロールがうまくできないため、外出時には水分補給や服装に気をつけましょう。また、高齢者は体内の水分割合が少なくなり、暑さやのどの渇きが感じにくくなります。そのため熱中症になりやすです。
お身体のさまざまな不調などがありましたら、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談下さい。
料金について詳しく知りたい!