ふくらはぎが痛い原因と、予防ストレッチのご紹介。
2024.01.09
2024.03.28
ストレッチの目的
ストレッチは筋肉を適切に引っ張り伸ばすことで、筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域をよくするために行います。
【柔軟性の向上】
ストレッチによって関節や筋肉が伸びると、体が柔らかくなります。
硬くなった筋肉がほぐれ、可動域も広がるためスポーツ前の準備運動、スポーツ後の整理運動に行うといいでしょう。
【血行促進】
筋肉の柔軟性が高まると血流が促進されます。血行が良くなると代謝がアップし老廃物が排出されやすくなり、むくみの解消、肌にもいい効果が期待できます。また、血行が促進されることで体温が上がり、免疫力アップにもつながります。
【疲労回復】
運動をすると、糖を分解してエネルギーにするため疲労物質である乳酸が生成されます。ストレッチには、筋肉にたまった乳酸の排出を促す効果が期待でき、スポーツや運動の後のクールダウンとして取り入れるのもおススメです。
【肩こり、腰痛の軽減】
肩こり、腰痛は冷えによって筋肉が縮んで硬くなり、神経が圧迫されることで起きている可能性があります。ストレッチによって血行を促進すると、筋温や体温が上がり身体の冷えを軽減できるため、肩こり、腰痛改善も期待できます。
【メンタル強化】
ストレッチをすると、幸せホルモンといわれる「セロトニン」が分泌されます。セロトニンには感情をコントロールする働きがあるため、メンタルを強化する効果が期待できます。
また、適度な運動には自律神経の乱れを軽減する効果もあるため、心と身体のバランスを整えることでストレスが溜まりにくくなります。
●どこを伸ばしているか意識する
どこの部位、筋肉を伸ばしたいのか、伸ばしているかをきちんと意識することで効率が格段にアップします。ストレッチの意図、伸ばしている筋肉を意識しましょう。
●正しい伸ばし方でおこなう
筋肉はある程度決まった角度、方法でストレッチを行わないと正しく伸びません。関節を曲げる向きや角度で伸ばせる筋肉の線維が変化します。多少個人差があるので伸ばしたい筋肉がきちんと伸びているかを意識することも大事です。
●適切な時間をかけて伸ばす
ストレッチは時間が短すぎては効果が薄くなってしまいます。15~30秒を2・3セットを目安におこなうと効果的です。
●ストレッチの強さ
痛気持ちいいぐらいの位置でキープします。ストレッチは無理して伸ばす必要はありません。無理して痛みに耐えながらおこなうと逆効果になります。筋肉を反射的に硬くしてしまうこともあるので注意しましょう。
●ストレッチの頻度
毎日、おこないましょう。柔軟性はすぐに獲得できるものではありません。ある程度の期間をかけて継続することが大事です。
特にお風呂上りなど決まった時間にストレッチをする癖をつけてあげると習慣化させやすい人が多いようです。
・1日30分を目安
1日あたり30分程度を目安にし、複数の部位を万遍なく伸ばすようにしましょう。全身を一気に伸ばそうとストレッチを長時間行うと、筋肉や関節に負担がかかり痛めてしまうことがあります。
気になる部位を重点的にほぐしたり、日によって部位を変えたりしながら、少しずつこまめに行うのがポイントです。
・毎日の習慣にする
ストレッチは、毎日続けることで効果が得やすくなります。時間を決めて毎日同じタイミングで行うと習慣化しやすいです。
特に、お風呂上がりのストレッチは筋肉が温まった状態で血行も良くなっているため、体を無理なく伸ばしやすい状態になっています。
また、寝る前にストレッチをしてリラックスすることで安眠効果も期待できます。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、お近くのあい鍼灸院・接骨院までご相談ください。
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