腸内環境を整える方法と、食べ物や効果についてご紹介。
2023.10.31
2023.01.31
貧血-ひんけつ-
貧血と聞くと、血が足りないとイメージしがちですが正しくは血液中の赤血球に含まれる「ヘモグロビン」が少なくなった状態のことをいいます。
ヘモグロビンは酸素とくっつき、全身へ酸素を送り届けます。
ヘモグロビンが減少すると、全身が酸素不足になり、貧血の症状があらわれます。
【鉄欠乏性貧血】
ヘモグロビンの材料は鉄でできており、鉄が不足すると働きの良くない赤血球になります。働きが悪いと酸素をうまく全身に運べなくなり、息切れ、疲れやすさが起こります。
【栄養欠乏】
ビタミン欠乏、アルコール多飲、栄養不足による葉酸欠乏、まれに銅欠乏が貧血を起こすことがあります。
【慢性による病気】
貧血の3分の1程度が、慢性疾患に伴う貧血になります。「慢性腎臓病」「関節リウマチ」「甲状腺疾患」などが原因となります。
貧血による、めまい・立ちくらみを感じた時は、その場にしゃがむなど低めの姿勢をとり、目を閉じて安静にしましょう。ズボンのベルトやボタンを緩め、症状が治まるのを待ちましょう。水分補給は控え、屋内などで横になれる場合は、足を頭より15~30cmほど高くした体制をとりましょう。
・1日3色バランスのいい食生活
鉄分を多く含む食品を積極的に摂取しましょう。食事でなかなか補えない場合は、市販薬の鉄剤やサプリメントで補いましょう。
・適度な運動
運動は内臓機能や鉄分の吸収を高める効果があります。1日30分程度のウォーキングなどおススメです。
・規則正しい生活
睡眠時間を十分に取り、規則正しい生活を心がけましょう。
貧血を予防するには、日ごろから赤血球・ヘモグロビンを作るための鉄・亜鉛・葉酸・ビタミンB12 などの栄養素をバランスよく食事から摂るように心がけましょう。
・鉄分を多く含む食材
レバー(豚・鶏)・卵黄・かつお・あさり・しじみ・小松菜・ほうれん草
ひじき・納豆など
・亜鉛を多く含む食材
牡蠣・するめ・牛肉・小麦胚芽・ナチュラルチーズ・かつお節など
・葉酸を多く含む食材
のり・海藻類・レバー(豚・鶏・牛)・大豆類・ドライマンゴーなど
・ビタミンB12を多く含む食材
しじみ・あさり・煮干しなど
身体の不調などお身体のさまざまな不調について気になることがあれば、いつでも当院にご相談ください。
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