足のむくみの原因と、対処法のご紹介!
2024.07.23
2024.07.30
乾燥肌
肌の水分・皮脂が不足してうるおいがなくなっている状態です。
ドライスキンとも呼ばれています。
入浴後や洗顔後に肌がつっぱる、全身がカサカサする、などの症状がみられます。
【肌のバリア機能の低下】
温度が低下する季節や、室内のエアコンの使用によって肌が乾燥した空気にさらされる機会は多くあります。それでも、肌が一定の水分を保っていられるのは、内部に水分を閉じ込め、蒸発させないための仕組みが備わっているからです。この仕組みを、外界から体を守る「肌のバリア機能」と呼ばれています。乾燥肌の場合、バリア機能が低下し肌内部に水分をとどめておくことが難しくなります。
【肌のバリア機能が低下する原因】
・エアコンが効いた室内で過ごす
私たちの肌は、皮脂や汗を分泌して乾燥から肌を守ろうとする力を持っています。エアコンが効いた空間で過ごしていると汗をかくことも少なくなり、肌本来の防御機能が働きにくくなります。汗や皮脂分泌の働きが低下すると、肌は乾燥しやすくなり、バリア機能が低下する原因のひとつになります。
・睡眠不足、ストレス
睡眠不足やストレスで、自律神経が乱れることで正常なターンオーバーが行われにくくなり、乾燥肌が引き起こされます。
・紫外線によるダメージ
紫外線は、肌から水分を奪うとともに、肌の奥まで浸透して皮膚の若い細胞を傷つけます。傷ついた細胞があると、肌がごわつきキメが整わなくなります。また、バリア機能を担っている角質層の細胞も不均一になり、バリア機能が低下してしまいます。
・栄養不足
うるおいのある肌を保つには、肌の主成分となるタンパク質、健やかに保つビタミンA、新陳代謝を促すビタミンB2・B6、バリア機能を正常に保つ必須脂肪酸など栄養素が欠かせません。食生活の乱れや極端なダイエットなどにより、これらが不足すると乾燥肌を招く可能性があります。
・スキンケア方法
肌にいいと思っているスキンケアが、バリア機能を低下させることがあります。特に「洗いすぎ」「こすりすぎ」は特に注意が必要です。洗顔のし過ぎは肌に必要な皮脂まで除去してしまい、バリア機能が低下してしまいます。洗顔中や、洗顔後のスキンケアで肌を摩擦で傷つけると、肌のバリア機能を低下させる原因になります。
・加齢による肌の乾燥
年齢を重ねると、肌が乾燥しやすくなります。全身に占める水分量の割合も、若いころは60~65%あったのが高齢になると50~55%へと減少し、肌の水分量も減ってきます。さらに、肌のターンオーバーも加齢とともに乱れ、肌が乾燥しやすくなります。
・肌をこすりすぎない
洗顔中や入用中は、無意識に肌をこすってしまうことがあるので、注意しましょう。洗顔をするときは、肌を傷つけないように洗顔料をよく泡立てて、泡で顔を包むようにやさしく洗いましょう。タオルドライの時も、清潔なタオルをあてて、余分な水分を吸い取るようにし、肌に負荷をかけないようにしましょう。
・熱いお湯に長くつからない
熱いお湯に長くつかると、角質層がふやけて肌のバリア機能が傷つきやすい状態になります。特に40℃を超える熱いお湯は、皮脂を流出させてしまうので、なるべく長風呂を避け、40℃くらいまでのぬるめのお湯で入浴したり、うるおい成分が配合された入浴剤などを活用しましょう。
・洗顔、入浴後の保湿
洗顔・入浴後は、肌がうるおっているように感じますが、実際は角質層がふやけた状態になっており、肌のバリア機能が正常に働かなくなっています。バリア機能を回復させるには、洗顔や入浴の後は肌が乾ききらないうちに、しっかりと保湿ケアをすることが大切です。
・食生活の見直し
健康的な肌をはぐくみには、タンパク質・ビタミン・ミネラルなど、肌が必要とする栄養素をしっかり摂取することが大切です。また、十分な睡眠をとって肌のターンオーバーを促しましょう。特に、成長ホルモンの分泌が増える22時~深夜2時までの間は、ターンオーバーがもっとも盛んになる時間になります。このタイミングを意識し、早めに就寝する習慣をつけましょう。
身体の不調などお身体のさまざまな不調について気になることがあれば、いつでも当院にご相談ください。
料金について詳しく知りたい!