ふくらはぎが痛い原因と、予防ストレッチのご紹介。
2024.01.09
2021.09.28
自立神経-じりつしんけい-
自立神経は循環器や消化器などの活動を調整している神経になります。
昼間に活性化する交感神経と夜に活性化する副交感神経があり、この自律神経の働きが乱れてしまうことで、身体に不調が現れます。
特に、夏から秋にかけて自律神経が乱れやすくなります。
・冷えによる疲れ
夏は職場内の冷房や冷たい飲み物による身体の冷えが多いとされます。
秋は朝晩の気温差が大きくなり、身体が感じる冷えにより胃腸の機能を悪くしてしまうことがあります。着脱しやすいカーディガンで調節したり、常温や温かい飲み物を飲むことを心がけましょう。
・急な温度変化
秋の朝晩は気温が低く涼しさ・冷えを感じますが、日中は気温が上がりまだ暑い日が続きます。このような寒暖差は自律神経を乱し、身体のだるさ・頭痛を引き起こします。
・空気の乾燥
秋が深くなるにつれ、空気が乾燥してきます。
空気が乾燥すると汗をかいてもすぐに乾いてしまうため、水分を失っていることを感じにくくなります。そのため水分補給が少なくなり、のどの痛みなどを引き起こします。
・日照時間の減少
秋・冬は日照時間が短くなります。日照時間が短くなるとセロトニンという脳内物質の分泌が減少します。このセロトニン不足は気分の落ち込みを引き起こします。
□暑さ、寒さが苦手
□PC作業、スマートフォン使用時間が長い。
□冷え性
□首コリ・肩こりがある
□エアコンが苦手(冷房、暖房)
□周りが暑くても自分だけ寒いことがある
□顔、全身がほてりやすい
□季節の変わり目に体調をくずすことが多い
□温度が一定の環境にいる時間が長い(エアコンが効いている)
□代謝が悪く、むくみやすい
上記項目で7個以上当てはまる方は、寒暖差疲労の可能性が高いです。
●毎日の適度な運動
朝夕の涼しい時間帯にジョギング・散歩・ヨガなどの軽めの有酸素運動から始めてみましょう。
●バランスのよい食事
自律神経を整えるために、バランスのよい食生活を心がけ必要な栄養素をしっかり摂取しましょう。冷たいものを摂りすぎず、胃腸が弱らないようになるべく常温や温かいものを摂りましょう。また、よく噛んで食べると内蔵脂肪燃焼や体温上昇にもつながります。
●十分な休息・入浴
質の良い睡眠をしっかりとって身体を休ませることは、自律神経の乱れを整えることにつながります。また、ぬるめのお湯で寝る30分~1時間前にお風呂に入り、ゆっくりリラックスすることで肩こりの解消にも効果的です。
シャワーだけで済まさず、お湯をはった湯船につかるようにしましょう。
身体を温めるためには、大きな筋肉をストレッチするのが効果的です。
太ももの大きな筋肉、ハムストリングに効くストレッチをご紹介します。
膝裏が浮かないように気をつけて行ってください。むくみ・疲労回復効果も期待できます。
①あぐらの体勢になります。
②片足を前に出し、上体を前に倒します。息をゆっくり吐きながら、いた気持ちいいところで止めてください。片足30秒行ったら、反対側も同じようにします。
それでも、なかなか良くならない痛みにお悩みの方は、お気軽にお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談ください。
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