ゴルフをする方に多い、「ゴルフ肘」の原因とストレッチのご紹介!
2024.03.19
上本町院
立石 達也
2023.04.18
O脚
両膝が外側に湾曲し、脚を正面から見たときにOの形になり、両足のくるぶし同士をつけて直立した際に両足の太もも、膝、ふくらはぎの間に隙間ができる状態のことをいいます。
目次
O脚は、ぎっくり腰や寝違えのように急になることはありません。長年の悪い癖や習慣により、徐々に起こってしまいます。
また、筋肉痛などの痛みが出ないため、自分では気づかないことが多く、骨に影響が出てから、痛みで自覚することがあります。
下記のあてはまる項目が多いほど、O脚の可能性が高いです。
□下半身の方が上半身よりも太く見える
□無意識に膝をつけて立つ癖がある
□スーツなど着るとガニ股に見える
□鏡に映る脚が湾曲して見える
◆筋肉不足
筋肉のなかでも太ももの内側にある内転筋が、O脚と深く関係があります。
内転筋は股関節を閉じるときに使われますが、筋力が弱まっていると椅子に座ったまま両膝を閉じてキープするのがつらく感じます。
また、内転筋は太ももの外側の外転筋とともに骨盤を支える役割があり、筋力の低下から骨盤が歪み、O脚の原因になります。
◆姿勢不良
長時間のデスクワークやスマホの使いすぎは、猫背など姿勢の悪化を招き、体幹や膝関節まわりの筋肉も正しく使えなくなります。
また、横座り、足組み、背もたれによりかかる、といった座り方もO脚につながります。
◆先天的
O脚の人の中でも、先天性で生まれつき膝関節や股関節が変形する病気、出生直後の病などが原因とされることもあります。
・見た目が悪い
O脚はガニ股になるため、見た目が悪くなります。また、膝が曲がっているので身長も実際より小さく見えてしまいます。
・腰痛になりやすい
O脚になると変形性膝関節症になりやすく、膝痛などの症状が出やすくなるため腰痛にもなりやすくなります。また、O脚の状態は骨盤に負荷がかかりやすくなるため、放置していると慢性的に腰痛になってしまう可能性があります。
・疲れやすい
O脚の状態は下半身の筋肉に負担がかかりやすく、血流も悪くなります。
すると、身体が動かせなかったり、疲労物質の排出がスムーズに行われず、疲れやすくなる傾向があります。
・下半身が太りやすい、むくみやすい
O脚は脚の外側の筋肉が発達しやすく、脚が太く見えやすくなります。
また、血流やリンパの流れも悪くなり、脚に脂肪がつきやすく、むくみやすい体質になります。
【歩き方】
O脚を治すには正しい歩き方を身につけましょう。
□背筋を伸ばしてまっすぐ
□つま先を正面にむける
□足裏全体で着地する
□踏み出す足を1~2㎝ほど高くあげるよう意識する
O脚になると、膝が自動的に外に向きがちになります。
このため、意識して、つま先を外に向けるようにしましょう。
また、足の指先、指の付け根、かかとの3点で着地すれば足裏全体で着地の衝撃やねじれを吸収することができます。
【座り方】
O脚を治すには正しい座り方を身につけましょう。
□椅子に深く腰掛ける
□お尻を中央に寄せて座る
□かかとは床につける
□両膝をつける
骨盤を立てて座ることで、骨盤後傾を改善し、膝が内側を向きやすくなるようにします。
床に座る場合は、正座・あぐらで座ると、骨盤を立てたままキープすることができます。
このセルフストレッチで「O脚」を改善していきましょう。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、あい鍼灸院・接骨院 上本町院までご相談ください。
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