疲労の原因と、疲労回復する3つの方法をご紹介。
2023.11.08
2025.02.22
寒くて寝れない
寒さによって筋緊張が起こって血行が阻害され、身体の深部の気温が下がらないことにあります。
寒いと掛布団を何枚も重ねて、保温性を保とうとしますが掛けすぎると布団の重さで体が圧迫され、逆に血行が妨げられてしまいます。
冷たい空気は、低い位置にたまるため床や畳に布団を敷いている場合や、通気性の高いベッドを使用している場合は、寝具も冷えやすくなります。
冷たい寝具を使用すれば、体も冷たくなり、手足が冷え切ってしまうこともあります。手足が冷えた状態では血管が収縮しているため、うまく放熱できず、深部体温が下がらないため、寝つきが悪くなります。
・厚着や靴下の重ね履き
過度な厚着は放熱を妨げてしまう可能性があるため避けましょう。
また、厚着しすぎると体の動きが妨げられてスムーズな寝返りができなくなるので、睡眠の質を下げる原因になります。
同様に、靴下の重ね履きも足からの放熱を妨げて深部体温をうまく調節することができなくなるため避けましょう。睡眠前に足の冷え予防として靴下を履く場合は、布団に入るときに脱ぐか寝ている間に脱げるくらいの緩めの靴下を選びましょう。
・電気毛布、電気あんか
電気毛布や電気あんかは、うまく活用すれば睡眠の質を高めることができますが、一晩中つけるのはやめましょう。一晩中つけた状態では、布団の中が必要以上に暑くなることで深部体温の放熱が妨げられ、睡眠の質が下がってしまいます。
電気毛布などは、睡眠前に布団を温めるために使用し、眠るときには切るか、タイマー機能を利用して長時間つけっぱなしにならないようにしましょう。
・寝具を重ねる
厚着や靴下の重ね履きと同様に、寝具を過度に重ねるのも深部体温の調整を妨げる恐れがあるのでおススメできません。また、軽くて暖かいと人気の羽毛布団は、湿気の放出がしにくいという性質があるので、慎重に選ばないと睡眠の質を下げてしまうかもしれません。
快適な睡眠を得るためには、掛け布団だけでなく、マットレスや敷布団も重要です。布団の中の熱は下からも逃げてしまうので、布団の内側を快適な温度と湿度に保てる敷き布団やマットレスを選んで、底冷えを防ぎましょう。
また、寝具の素材によって重ねる順番も異なるので、様々な掛け布団を重ねる際には注意しましょう。吸湿効果のある綿毛布などの天然素材の毛布は、掛け布団の下にひくことで布団内の湿度を適切な状態に保つことができます。反対に、アクリル毛布の場合は、掛け布団の上に重ねることで保温性を高められます。
・深部体温のコントロール
入眠時や睡眠の始めには、手や足から体の熱を放出して深部体温を下げるので、うまく手足の皮膚から放熱できればスムーズな入眠につながります。睡眠が深くなると、体が休息状態に入るため深部体温はさらに低下して、より質の高い睡眠をとることができます。
・入浴
眠る1~2時間程度前に、少しぬるめのお湯(40℃程度)につかると、リラックス効果で副交感神経が高まるだけでなく、体温が下がるタイミングで眠気を誘発させることができます。
・部屋を温める
眠る前に20~22℃程度に部屋を温めておくことで、スムーズな入眠につながります。しかし、一晩中エアコンを使用すると、部屋が必要以上に暑くなったり乾燥してしまうので、眠る前にエアコンを消すか、タイマー機能を利用して長時間エアコンのかかった部屋で眠らないようにしましょう。
・寝具を温める
冷えた布団では手足の熱が奪われてうまく放熱できないため、寝つきが悪くなってしまいます。眠る前に布団乾燥機や湯たんぽ、電気毛布、電気あんかなどで布団を温めておくのがおススメです。20~30分程度前から温めておけば、冷えを感じにくく、スムーズな眠りにつくことができます。
寝る前のストレッチは筋肉をやわらげ、血行促進を促すため全身がリラックスします。
身体の不調などお身体のさまざまな不調について気になることがあれば、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談ください。
料金について詳しく知りたい!