シンスプリントって聞いたことありますか?
2022.11.02
2024.12.17
冬の体の疲れ
冬になると、体が疲れやすくなったり、やる気が起きなかったりなどの症状が続く、風邪などの体調不良ではないのに慢性的に体が重い感覚がある。
このような慢性的な不調は、「冬バテ」とよばれる場合があります。
・不眠や熟睡感の低下
・食欲不振
・頭痛、肩こり
・慢性的なだるさ
・やる気がでない
・イライラしやすい
・集中力が続かない
・寒暖差による影響
冬は夏に比べて昼夜の温度差があり、室内と室外との温度差が大きくなります。特に、室内・室外を何度も行き来していると、体が急いで温度差に適応しようとするため、知らないうちに体の負担が大きくなります。
また、自律神経によって体温を一定に保とうとする働きがあるため寒暖差があったとしても上手く適応できるようになっています。
しかし、暑い夏から寒くなると自律神経が乱れやすくなり、体温の調節が難しくなります。すると、体調を崩しやすくなったり、冬バテと呼ばれる症状が現れたりします。
・日照時間の減少
冬は、日照時間が減ることで「セロトニン」の分泌が減少することが最大の原因と考えられています。セロトニンには、ドパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。また、睡眠を促すホルモンである「メラトニン」の分泌や、食欲のコントロールにもセロトニンがかかわっています。そのためセロトニンが減少すると、うつ病のような症状、睡眠トラブル、過食といった症状が生じるようになります。また、日光を浴びる時間が減ることで体内で産生されるビタミンDも不足しやすくなります。ビタミンDが不足すると、骨や筋肉が弱くなり痛みが生じたり免疫や気分障害などとの関係も指摘されています。
・生活リズムの乱れ
冬は、仕事など年末に向けて忙しくなる人が増えるため、ストレスもたまりやすくなります。また、年末年始は長期休暇などがあり、通常の生活リズムが変化するタイミングでもあります。このように変則的に変わる生活リズムはストレスになりやすく、体調を崩す要因になります。
・運動量の低下
冬は、寒さにくわえて暗くなる時間も早くなることから、外出を控える傾向があります。自宅で過ごす時間が増えると、運動量が低下します。自宅での動きは、外出時の動きと比べると少なくなるため、筋肉が衰えがちになります。これは、年齢問わず夏場の運動量と比べて動く量が減れば、筋肉量も減ってしまいます。
また、筋肉は私たちの身体の中の血流を良好にしてくれる働きがあるため、筋肉量が減ると体内の血液が滞り頭痛や肩こりが起きやすくなります。
・身体を温める
身体が冷えると冬バテが起きやすくなるため、身体を温めることを心がけましょう。毎日湯船に浸かることをおススメします。冬はシャワーだけにしてしまうと、身体が十分に温まらず不調に陥る可能性があります。そのため約38度~40度のお湯にゆっくり浸かり、十分に身体が温まった後に出るようにしましょう。また、日常生活でも足首や首元などをマフラーや防寒用品で冷やさないようにするのもいいでしょう。
・生活リズムを整える
冬バテの症状は、生活リズムの変化による自律神経の乱れも大きな要因になります。そのため、年末年始などの長期休暇であっても、なるべくいつもの時間帯に起きるよう心がけましょう。また、目覚めたら太陽の光を浴びることが大事です。太陽の光には、人間の体内時計を正常に戻す働きがあり、やる気の低下につながるセロトニン不足を予防するという重要な役割も担っています。
・タンパク質を摂る
タンパク質には、トリプトファンという必須アミノ酸が多く含まれます。トリプトファンは、やる気の向上などに関係するセロトニンを増やすために必要な栄養素でもあります。また、トリプトファンは自律神経の機能を整える効果もあるため、冬バテの予防にタンパク質を積極的に取り入れましょう。
タンパク質が多い食材:肉・魚・豆腐・納豆・チーズ・牛乳
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