秋バテは、寒暖差による自立神経の乱れが原因かも?
2021.09.28
2024.11.01
秋バテ
夏バテのような不調や疲れを感じる場合、「秋バテ」かもしれません。
・自律神経の乱れ
自律神経は呼吸や血液循環、心拍、消化などを無意識のうちに調整している神経です。活動するときに働く自律神経を「交感神経」、リラックスしているときに働く自律神経を「副交感神経」といいます。
自律神経は、環境の変化やストレスに応じて生命活動を調整し、身体を最適な状態に保っています。秋は気温の変化が激しく、身体へのストレスが大きいため自律神経への負担が増します。
・夏バテを引きずっている
夏バテは、室内外の温度差による自律神経の乱れや、高温多湿の環境による発汗の異常などで引き起こされます。夏バテしたまま回復できずにいると、秋に入り秋バテにつながりやすくなります。
夏の生活習慣が秋バテに関係することもあります。冷たいものを摂り過ぎると内臓冷えを起こし、秋バテで消化器系の症状が出ることもあります。
□身体のだるさ
□立ちくらみ、めまい
□食欲不振
□胃腸の不調、下痢、便秘
□疲労感
□不眠
□頭痛
□肩こり
□集中力、やる気の低下
□イライラ感
症状に思い当たる場合は、秋バテ対策を心がけましょう。
●十分な睡眠
起床や就寝の時間を一定にし、規則正しい生活を送ると、自律神経を整えることにつながります。成人の場合、6〜8時間が適正な睡眠時間だといわれています。また、就寝1時間前のスマートフォンの操作・テレビの視聴を控えると、質の良い睡眠につながります。
●バランスのよい食事
自律神経を整えるために、バランスのよい食生活を心がけ必要な栄養素をしっかり摂取しましょう。冷たいものを摂りすぎず、胃腸が弱らないようになるべく常温や温かいものを摂りましょう。また、よく噛んで食べると内蔵脂肪燃焼や体温上昇にもつながります。
●十分な休息・入浴
質の良い睡眠をしっかりとって身体を休ませることは、自律神経の乱れを整えることにつながります。また、ぬるめのお湯で寝る30分~1時間前にお風呂に入り、ゆっくりリラックスすることで肩こりの解消にも効果的です。
シャワーだけで済まさず、お湯をはった湯船につかるようにしましょう。
●適度な運動
適度な運動は自律神経のバランスを整え、質の良い睡眠をとるのに役立ちます。ウォーキング、ラジオ体操、ジョギング、ストレッチなどおすすめです。脱水状態を防ぐためにも、運動時はこまめな水分補給を忘れないようにしましょう。
それでも、なかなか良くならない痛みにお悩みの方は、お気軽にお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談ください。
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