足底筋膜炎の原因と予防、簡単ストレッチのご紹介!
2022.07.19
2024.10.31
X脚
両膝が内側に曲がってしまった状態をいいます。
内またのことで、「外販膝」ともいわれています。
鏡の前で、脚をそろえて気を付けの姿勢で立ってみてください。以下の状態になっている人はX脚の可能性があります。
太もも:すき間なし
膝:すき間なし
ふくらはぎ:すき間あり
足首の内側:すき間あり
【正しく歩けていない】
歩くときの重心が足の裏全体ではなく親指側に偏っていたり、体全体のバランスが悪くなっていたりすると正しい歩き方ができません。
・足の指が床につかない状態の浮指
・足の小指が上ではなく横を向いている寝指
・力を入れたときのように足の指が曲がってしまっているかがみ指
3つの項目に当てはまる人は、歩いたときに体のバランスがうまく取れず、下半身に負担がかかっているかもしれません。
【座り方が悪い】
座り方で注意したいのが「ぺたんこ座り」です。この座り方は膝の骨が内側にねじれて歪みを引き起こし、X脚になりやすくなります。
膝の下には2本の骨があり、足の内側に「脛骨」「腓骨」があります。ぺたんこ座りをすると、内側にある腓骨がバランスをうまく取ろうとして内側にねじれていきます。膝は内側に固定されてしまうので、結果内股になりX脚につながります。
【股関節の歪み】
骨盤の歪みがきっかけで、股関節が内側にねじれることも原因になります。X脚は膝が内側に偏った状態です。骨盤が傾き、股関節が内側にねじれることで引き起こされます。股関節の歪みを放置するとX脚につながることがあります。
【筋力・柔軟性不足】
筋力が低下したり、体がかたく柔軟性が不足したりしている場合もX脚になることがあります。日頃の運動やストレッチが不足していると、お尻・太もも・ふくらはぎなどの筋力や股関節の柔軟性が衰えてしまい、正しい姿勢を保つことがむずかしくなります。これらの筋肉や股関節は、筋トレやストレッチで動かすことが大事です。
【姿勢が悪い】
普段から足を組む、椅子に正しく座らないなどの悪い姿勢を続けていると、反り腰になることがあります。反り腰の状態だと骨盤が前に傾きやすく、太ももの骨が内側にねじれて、X脚になりやすくなります。
毎日立ったり座ったりする時間が長い場合は、日頃から正しい姿勢で過ごし反り腰にならないようにしましょう。
【病気・けが】
骨に関する病気やけがが原因となりX脚になることがあります。当てはまる人は、日頃の過ごし方が関係しているわけではないため、自分で改善するのは難しく病院でのケアが必要になります。心当たりがある人は、専門機関を受診しましょう。
【歩き方を見直す】
・両脚に均等に体重をかける
・背骨と首は一直線のイメージで背筋を伸ばす
・一本の線の上を歩くようにつま先を正面に向ける
・体重を少し前にかける
・足をつくときは足の裏全体で着地する
・歩幅は肩幅と同じくらい
・踏み出すときは親指の付け根を最後に話す
【正しい座り方】
・椅子に深く腰掛ける
・お尻にある坐骨を椅子の付け根に当てるイメージで座る
・背もたれには軽くもたれかかる
・耳と肩、股関節が一直線になるようにする
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、お近くのあい鍼灸院・接骨院までご相談ください。
料金について詳しく知りたい!