気温差で気象病に!寒暖差疲労とは?
2022.10.27
2024.05.23
梅雨だる
5月から6月にかけて梅雨入りします。
じめじめと蒸し暑く、雨が降り続く梅雨時期は体のだるさや食欲不振、頭痛などに悩まされる人が増えます。
この時期の体調不良は、「梅雨だる」「6月病」など呼ばれています。
梅雨どきに生じる症状は、体のだるさ・頭痛・めまい・肩こり・関節痛などがあります。また、気分が落ち込んで鬱っぽくなったり、イライラしやすくなったり、精神面での不調も起こりやすくなります。
仕事や勉強に集中できなかったり、やる気が起きない場合は、注意が必要です。
・自律神経の乱れ
脳の中枢にある自律神経は、興奮状態のときに働く「交感神経」鎮静時に働く「副交感神経」があります。この2つの神経がバランスを取り合いながら気圧の変化に作用しますが、気圧が低いと副交感神経が優位になりやすくなります。梅雨時は低気圧の状態が続くため、体が休息状態となり、だるさを感じたり、やる気が起きなかったりしやすくなります。
・気温の変化
梅雨入りすると長雨の影響で気温が下がったり、晴れて真夏日になったり、気温の変化が激しくなります。気温差や天気の変化は、体が疲れやすくなり、自律神経の乱れにもつながる可能性があります。
・水分代謝の低下
雨が降り続く梅雨は、湿度が高くなるため体に残った余分な水分が排出しにくくなります。体のさまざまな場所に必要以上に水分がたまると、むくみ・頭痛・食欲不振・下痢などの不調を引き起こすといわれています。
・自律神経を整える
規則正しい生活を送って、自律神経の乱れを整えることが大事です。早寝早起きを心がけ、栄養バランスを考えた食事を1日3食しっかり摂りましょう。
・室内を明るくする
曇りや雨の日が続くと、日光を浴びる機会がなくなり、気分が落ち込んでしまいます。朝起きたらカーテンを全開にし、室内に日の光を取り入れましょう。落ち込んだ気分を軽減してくれます。
・湯船に浸かる
38~40℃程度のぬるめのお湯に約20分湯船に浸かりましょう。副交感神経が働き、体をしっかりと休ませることができます。体を副交感神経によって休息モードへ切り替えるため、寝る前の湯船の温度は「ぬるめ」のお湯にしましょう。肩や首の筋肉の緊張により生じる「筋緊張頭痛」の場合には、冷えを防ぐことで症状が軽減されます。湯船に浸かって血行をほぐし、筋肉の緊張もほぐしていきましょう。
・湿度管理を行う
梅雨の湿度の高さにより、関節リウマチの症状が現れる可能性があります。痛みを悪化させないためには、湿度を取り除くことが大事です。除湿器をかけ、部屋の湿度を40~60%に調整しましょう。湿度が60%を超えてしまうと、細菌やカビが繁殖しやすくなり、衛生的に良くない状態になります。全ての部屋を除湿することが難しいときは、寝室など長い時間を過ごす部屋の除湿を優先的に行いましょう。
お身体のさまざまな不調などがありましたら、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談下さい。
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