その、指のこわばり、もしかすると、関節リウマチかも
2023.06.20
2024.02.24
O脚
O脚は、「内反膝(ないはんしつ)」「がに股」ともよばれ、立ちながら両足の内くるぶしを合わせたときに、太もも〜膝にかけて外側に曲がり、膝~下は内側に曲がっている状態をいいます。
立った状態で両足のかかとと内くるぶしをつけます。このとき、太ももの付け根・膝・ふくらはぎがくっついているかを確認します。
次に、両膝の間の出っ張っている骨の間に指が何本入るかをチェックします。
・指が入らない:O脚の傾向はありません
・指が1~2本入る:軽度のO脚
・指が2~3本入る:軽度〜中度のO脚
・指が3本以上入る:重度のO脚
指の本数が多いほど、O脚の重症度が高くなります。
O脚を放置すると膝の関節が変形するおそれがあります。この場合、変形性膝関節症につながり歩行困難になるリスクもあるので注意しましょう。
【姿勢の悪さ】
姿勢が悪いと猫背になって骨盤が後ろに倒れる姿勢になり、骨盤が後傾するとO脚になりやすくなります。また、背もたれに寄りかかったり脚を組んだりする姿勢もO脚につながります。
【運動不足】
デスクワークや座って行う作業が多い場合、長時間同じ姿勢でいると脚を内側へ締める筋力が弱くなりO脚を誘発しやすくなります。
【立ち方】
立っている際に、体重が足の外側に偏ると脚のバランスが乱れる原因になります。時間が経つにつれてO脚になりやすいため、足全体へ均等に体重が分散されるよう意識することが大事になります。
また、立っているときに膝を前に突き出す姿勢も膝関節に圧力がかかるため、O脚のリスクを高めます。
【歩き方】
O脚の人は、歩くときに膝が自動的に外側に向きやすい傾向があります。膝が外側に向くと膝関節に負担がかかり、痛みの原因にもなります。
また、O脚の人は足裏全体を均等に使って歩けていない場合があります。通常は足裏全体が均等に地面にに接することで、体重が分散されます。しかし、O脚では特に足の外側に体重が偏るため、足裏全体を使うことが難しくなります。
【生まれつき】
生まれつきのO脚は、骨の発育や形成に問題があり、姿勢や立ち方によって生じるO脚とは異なります。運動やストレッチによって改善するものではなく、生まれつきの骨格が原因のため整形外科で診察を受けることをおすすめします。
・深く腰掛ける
椅子に座る際は、深く腰掛けてお尻を椅子の中央に寄せて座ります。骨盤が後ろに傾くのを防げるため、膝が自然と内側に向くのを助け、O脚のリスクを減らすことが可能です。
また、かかとは床につけ、両膝はつけた状態をキープするようにしましょう。
・歩き方
O脚の人は膝が外側に向きやすくなるので、歩くときはつま先を正面に向けて歩くことを意識しましょう。
また、歩くときには足裏全体を使って着地することが大事です。親指・小指の付け根、かかとの3点が地面にしっかり着くように歩きましょう。
・インソールの使用
市販のインソールは、歩行時の身体の揺れを減らし、膝への負担や痛みを軽減するのが目的になります。インソールだけでO脚を矯正することは困難ですが、O脚の症状を軽減することは可能です。インソールの外側を少し高くすることで、土踏まずに重心を置くようになるので、正しい重心になるように調整できます。
このセルフストレッチで「O脚」を改善していきましょう。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、お近くのあい鍼灸院・接骨院までご相談ください。
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