扁平足の原因と予防、セルフストレッチのご紹介!
2023.05.09
2023.09.19
むくみ
身体に余分な水分や老廃物がたまってしまった状態になります。
本来は、老廃物は下肢の静脈やリンパに吸収され、腎臓などを介して最終的に尿や汗として老廃物は体外に排出されます。
しかし、長時間同じ姿勢を続けるなど血液やリンパ液の循環が滞ると細胞間などに老廃物を含んだ体液がたまり、むくんでしまいます。
・長時間同じ姿勢でいる
立ち仕事・デスクワークなど、長時間同じ姿勢の状態でいるとふくらはぎの動きが少なくなり、筋肉の収縮作用によるポンプ機能がうまく動かなくなります。そのため、足の血液が心臓に戻りにくくなり、うっ滞して「むくみ」になります。
・椅子の高さがあっていない
床から足が浮いているとなど、合わない椅子で長時間のデスクワークは「むくみ」を促進させてしまいます。
・運動不足による筋力の低下
運動不足によりふくらはぎの筋力低下がみられると、足からの血液を心臓に送り戻すポンプ機能が悪くなり、「むくみ」やすくなります。
・身体の冷え
身体が冷えると、血の巡りが悪くなり水分の巡りも十分ではなくなります。
身体の水分がリンパ管や血液中から漏れ出し、それが溜まることで「足のむくみ」につながります。
・塩分の摂りすぎ
味の濃い、塩分の高い食べ物を摂りすぎると「むくみ」の原因になります。塩分には、水分を抱え込む性質があり余分な水分をうまく排出できず、身体の中に留まってしまいます。
・アルコールの摂りすぎ
アルコールは、飲み過ぎると身体の水分が失われ血液濃度が高くなります。身体は危険を回避するため、血管内に水分を取り込み血液濃度を低くしようとします。このときに取り込んだ水分の一部が、「むくみ」になります。
・体温調節不足
エアコンで温度変化のない環境で過ごしていると、体温を調節する発汗などの自律神経の働きが鈍くなり、水分代謝が低下し「むくみ」の原因になります。
・女性特有のむくみ
女性は男性より筋肉量が少ないため、足がむくみやすい傾向にあります。筋肉量が少ない女性は、心臓に向かって血液を押し戻す働きが弱いです。
また、妊娠・生理など、ホルモンの影響で「むくみ」が出やすいといえます。
【足を高くする】
立っていても座っていても、長時間同じ姿勢でいると足の血流が悪くなり、うっ血を起こしやすくなります。休憩中に足を水平よりも高くするだけで血流の改善に効果的です。
【窮屈な下着、靴を避ける】
締め付けの強い下着、足に合わない窮屈な靴は血管を圧迫して血液の流れが悪くなるので避けましょう。
【水分補給】
水分は、控えても多すぎても水分濃度のバランスが崩れてむくみの原因となります。適度な水分補給を心がけましょう。
【入浴はぬるめのお湯】
熱いお湯では血管が収縮してしまうため、38~40℃のぬるめのお湯につかりましょう。入浴後はマッサージ、ストレッチをして血流をよくしましょう。湯船につかれないときは、洗面器にお湯を張って足湯をするだけでもむくみの解消になります。
【下半身を鍛える】
静脈血を心臓へ押し上げる筋ポンプ作用の働きを高めるために、下半身(ふくらはぎ)の筋肉を鍛えましょう。よく歩く、スクワット運動がおススメです。
【規則正しい生活】
1日3食、塩分を控えながらバランスの摂れた食事をとりましょう。また、横になると心臓に戻る血液量が増え、余分な水分が尿として排泄されるので睡眠時間は十分に取りましょう。
【体内の水分調節】
体内の水分調節には、ナトリウムとカリウムをバランスよく摂ることが大切です。日本人は塩分の過剰摂取の傾向があるので、カリウムを積極的に摂りましょう。カリウムには余分なナトリウムと水分を身体から追い出す働きがあり、大豆類・いも類・海藻類・バナナ・アボカドに多く含まれています。
また、昆布やわかめなどの海藻のぬめり成分を構成する「アルギン酸」には、体内のカリウムを増やしてナトリウムを排出する働きがあります。
むくみを改善するためにはセルフストレッチが大切です。
ご自宅でできる簡単なストレッチをご紹介いたします。
お身体のさまざまな不調などがありましたら、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談下さい。
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