骨盤の歪みが起こる原因と、予防ストレッチのご紹介。
2024.02.20
2023.11.28
足を組む
足を組む癖がついてしまっていると、体に歪みが生じてしまうことがあります。その歪みをそのままにしておくと、痛みや疲れがとれないなど身体の不調につながります。
・同じ姿勢の疲れを解消する
長く椅子に座って作業をしていると、足を組む人がいます。正しい姿勢で座っていても長時間座っていれば、座面に接しているお尻が痛くなります。
足を組めば、片側のお尻が浮くため同じ姿勢からくるだるさを解消できます。また、背筋を伸ばして座るのもツラくなってくるため、足を組みつつ背もたれに強く寄りかかったり、前にかがみこんで猫背になったりします。
・体のバランスを保つ
椅子に座るとすぐに足を組みたくなる人は、長年の足組み生活によって体が歪んでいる可能性があります。体が足を組むのに都合がいいように歪んでしまっているため、座っているときに足を組んでいないと居心地が悪いと感じます。
・骨盤が歪み体全体のバランスが悪くなる
足を組みことで骨盤が歪み、その歪みが体全体のバランスの悪さを引き起こすことがあります。足を組むと一時的に姿勢が楽になりますが、骨盤へかなりの負担がかかっています。足を組んでいるときの骨盤は、上下・左右どちらにもねじれています。骨盤のねじれにより、骨盤自体が歪んでしまい、骨盤の歪みで体全体のバランスも悪くなります。
・体の歪みによって腰痛や肩こりが起こる
足を組むと骨盤から体全体の歪みへつながり、腰痛や肩こりの症状を引き起こすことがあります。足を組んでいると左右どちらかに重心が崩れ、骨盤とつながっている腰の筋肉が引っ張られます。引っ張られ、張っている状態にある筋肉は硬くなってしまいます。硬くなった筋肉が原因で腰が痛くなる」ことがあり、腰とつながっている背中や肩の筋肉も張ってしまいます。
・体のめぐりが悪くなる
足を組むことにより筋肉が張りますが、筋肉が張ると体のめぐりも悪くなります。私たちの体は、血液によって酸素が運ばれており、筋肉の張りによって血液の流れが悪くなります。筋肉の張りが骨盤周りの腰だけでなく、背中や肩などまで広がると背中全体のめぐりが悪くなってしまいます。
・足の筋肉が張る
足を組んで骨盤が歪むと上半身だけでなく、下半身にも影響が出ます。
足を組んだときに、上半身だけでなくお尻の筋肉も引っ張られており筋肉の働きが弱くなります。お尻の筋肉が弱くなると、太ももの筋肉が代わりに働こうとするため、足の筋肉が張ってしまいます。
・お腹や太もものお肉がたるむ
骨盤には内臓を支える役割がありますが、骨盤が歪むと内臓を支えられなくなってしまいます。内臓は骨盤内に収まらないため、下っ腹が出てしまう可能性があります。また、足を組むとお尻の筋肉が弱まってしまうため、太ももの筋肉が代わりに働きます。すると、使われない筋肉が出てきます。
使われない筋肉は弱ってしまい、「たるみ」につながることがあります。
【正しい座り方】
正しい座り方を心がけていると、座っているときにつらいと感じづらくなってきます。次の3点を意識しましょう。
①両足の足裏全体を床につけるようにします
②左右均等に体重をかけるように意識します
③背もたれに背中をつけて座面深く腰かける
【左右均等に体重をかける】
立ち姿勢も骨盤の歪みにつながるため、左右均等に体重をかけるようにしましょう。体のバランスが悪いと左右どちらかに体重をかけて立ってしまいがちです。反りすぎてしまうのも体に負担がかかるため、坐骨に体重をかけるイメージで左右均等に体重をかけるように意識してみましょう。
骨盤の歪み予防にはストレッチが必要です。
ご自宅でできる簡単なトレーニングをご紹介します。
歪みが気になる方は、一度当院へご相談ください!
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