腰痛予防法と、筋力トレーニングのご紹介!
2023.02.02
2023.10.31
腸内環境
腸内環境とは、腸の中の細菌を含めた腸内全体のことをいいます。
細菌は種類や性質によって集まり、腸の中で生態系を作り毎日活動しています。
その様子が、品種ごとに並んだ「お花畑」に似ていることから「腸内フローラ」とも呼ばれています。
【免疫力が上がる】
外部から入ってくるウイルスや細菌から体を守るのが「免疫」です。腸には、体の免疫細胞の70%が集まっておりこれを「腸管免疫」と呼びます。
口や鼻からウイルスや細菌が入ってくることが多いため、これらの外敵から体を守るための免疫部隊になります。
腸内細菌が免疫細胞のサポートもしているので、腸内環境を整えることは体の免疫力アップにつながります。
【代謝が上がる】
腸内環境がいいと、栄養をスムーズに吸収することができるので体の隅々に栄養が行き渡りやすくなります。代謝の役割を担っている肝臓にも栄養が効率よく運ばれ活発に働けるようになり、代謝が上がります。その他の内臓も正常に働くので、体温が上がりカロリーが消費されやすい体になります。
・お肉が好きでよく食べる
・お菓子やスイーツをよく食べる
・野菜やきのこ類、海藻類を食べない
・インスタントやレトルトを食品をよく食べる
・満腹になるまで食べてしまう
・生活習慣が不規則
・睡眠時間が6時間以下
・運動不足
・几帳面と人から言われる
当てはまるのが、3個以下「腸内環境に注意」
4~6個「腸内環境が悪化ぎみ」
7個以上「腸内環境改善必須」
・便秘や下痢
腸内環境が悪化したとき、すぐ症状が現れるのが「お腹」です。これは悪玉菌が優勢になったりして腸内環境全体のバランスが崩れているために起こります。悪玉菌が優勢だと、腸内は悪玉菌が排出する毒性物質の影響で、便を送りだす蠕動(ぜんどう)運動がの働きが鈍くなり、便秘になります。悪玉菌の毒性物質は、蠕動運動を活発化させすぎることもあり、下痢になる場合があります。また、毒性物質が腸に吸収されて全身にまとわると肌荒れを起こします。
・免疫力の低下
腸内環境が悪いと免疫力も低下します。小腸にある免疫細胞の集まる器官の働きが弱くなるからです。細菌やウイルスが口や鼻から侵入して、ほとんどは胃酸で死滅しますが、一部は小腸まで侵入します。小腸の腸壁にはバイエル板という免疫細胞が集まる器官があり、体にとって悪影響のある細菌やウイルスを判断して、排除することができます。しかし、腸内環境が悪くなると、バイエル板が機能せず免疫力がさがります。
【食事】
腸内環境を整える食品は、たくさんあります。ヨーグルトのほか、発酵食品・海藻や野菜・果物・大豆製品・チーズなど。この中の食品を活用できると腸内環境が整いやすくなります。
ヨーグルト:乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を摂ることができ、腸内フローラのバランスを整えて腸内環境を改善することができます。
海藻類:わかめ、寒天などの海藻類は「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」の両方を含んでいます。この2種類の食物繊維が腸内環境を整えるのに最適です。
キムチ:白菜やきゅうりなどを発酵させたキムチは、生きて腸まで届く乳酸菌が豊富です。食物繊維も摂れるため、腸内環境改善に期待できます。
納豆:納豆に含まれる納豆菌は、もともと土壌に含まれる枯草菌の仲間で腸内環境の改善に役立ちます。
味噌:調味料も発酵調味料にすると、腸内環境を整える作用がよりアップします。
【運動】
腸内環境を悪化させる原因は、食べ物だけではありません。生活習慣や生活面も腸に大きく影響します。適度な運動は、全身の血流をよくし自律神経のバランスを整え、腸内環境を整える作用があります。散歩やストレッチなど軽めの運動のほか、お腹に刺激を与えるため腹筋を鍛えるのもおススメです。激しい運動はストレスになり、腸内環境には逆効果です。無理のない範囲で続けましょう。
【睡眠】
睡眠は、脳の疲労を取るための大事な時間です。脳をしっかり休ませて機能を回復させることで、腸内環境を整えることができます。
十分な睡眠時間はもちろん、ぐっすり寝てスッキリ起きられる寝具を見直すことも、腸内環境の改善につながります。
お身体のさまざまな不調などがありましたら、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談下さい。
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