乾燥肌の原因と、対策法のご紹介!
2024.07.30
2023.10.03
むくみ
むくみとは、細胞皮膚のすぐ下にある皮下組織に余分な水分がたまってしまった状態をいいます。
細胞と細胞の間には、「細胞間質液」という液体があり、これが通常よりも多くなると身体がむくんでしまいます。
※細胞間質液とは?
細胞と細胞の間を埋めている体液の一種です。細胞に栄養を送ったり老廃物を除去したりする働きがあります。人体の約6割は水分で、そのうち3分の2は細胞内にあります。残りの3分の1は細胞内にあり、血液やリンパ液、細胞間質液などにより構成されています。
細胞間質液が増えてしまう原因としては、血管から染み出す水分が増えたり、血管やリンパ管に吸収される水分が減ったりすることが考えられます。
むくみは身体のどの部分でも起こりますが、心臓から遠く、重力の影響を受けやすい足はむくみやすい傾向にあります。
・長時間の同じ姿勢
デスクワークで座りっぱなしや、長時間立ち仕事をしている場合などがあります。これは血液の循環が悪くなることで、血管から水分が多く流出してしまいます。流れ出した水分は重力の影響によって下肢にたまるため、足がむくんでしまいます。しかし、歩いている場合は足の筋肉がポンプの役割を果たし、血液を循環させるためあまりむくみません。
・運動不足
運動不足になると、筋力が低下し血行が悪化しやすくなります。血行が悪くなると滞った血液から水分が流れ出すため、身体がむくみやすくなります。
・水分、塩分の過剰摂取
水分を摂り過ぎると、体内の水分量が増加し増えた分が血管の外に染み出してむくみが起こります。また、塩分を摂り過ぎることでも身体はむくんでしまいます。人間の身体には、体内の塩分濃度を一定に保とうとする働きがあるため、塩分を摂り過ぎるとそれを薄めようとするために身体は水分を溜め込みます。この働きによって体内の水分量が増加し、むくみにつながります。
・身体の冷え
身体が冷えると血行が悪くなり、血管から水分が染み出し、むくみが起こりやすくなります。また、身体が冷えると筋肉が硬くなり血液の循環を助ける働きが弱くなります。そのため身体が冷えてしまうとむくみやすくなってしまいます。
・アルコール
アルコールを摂取し過ぎると、血液中のアルコール濃度が高くなり血管が拡張してしまいます。それにより、静脈やリンパ管などで水分の処理が間に合わなくなり、血管から染み出す水分の量が増え、むくみが起こってしまいます。
【入浴】
むくみの解消には温かいお風呂にゆっくりつかることも有効です。湯船でしっかり身体を温めることで血行が良くなり、むくみの解消につながります。
また、お湯による適度な水圧が身体に滞った水分を流してくれます。湯船にお湯をためれない場合は、洗面器などで足湯をするだけでも効果があります。
【足を上げる】
疲れときや寝るときにでもできる簡単なむくみ解消法が足を上げることです。重力の関係から水分は下肢にたまりやすため、足を上げることでむくみが解消されます。床に寝転んで椅子などに足を乗せる、ベッドに横になって壁に足を立てかけるなど、足の位置を心臓より高くすることを意識しましょう。
【適度な運動】
運動を行うことで、筋肉が動いてポンプの役割を果たし血行が良くなるためむくみにくくなります。また、下肢に筋肉がつくとむくみが生じにくくなるため、ウォーキングやジョギングなど足を使う運動がおすすめです。
あまり運動ができない方は、階段を使ったり、足早で歩いたりしてできる足を動かすようにしましょう。
【身体を冷やさない】
身体が冷えると、血行が悪くなりむくみやすくなります。特に足はむくみやすいため、レッグウォーマーや厚手の靴下などで防寒対策をしましょう。
暑い季節でも、室内の冷房で身体が冷えるため室温や服装に注意が必要です。
【カリウムの摂取】
カリウムは塩分の排出を促す働きをもつミネラルです。
カリウムを多く含む食品には、バナナ・キウイ・さつまいも・長芋・アボカド・ほうれん草・わかめ・昆布などがあります。また、納豆や肉類、魚介類などにもカリウムは含まれています。ただし、カリウムは水溶性のため、ゆでたり水にさらしたりすることで流出してしまいます。生のまま食べたり、煮汁ごと食べたりすることで無駄なくカリウムを摂取することができます。
むくみを改善するためにはセルフストレッチが大切です。
ご自宅でできる簡単なストレッチをご紹介いたします。
お身体のさまざまな不調などがありましたら、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談下さい。
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