肩こりと耳鳴りの関係性と、改善法のご紹介。
2023.11.21
2023.01.26
骨盤-こつばん-
骨盤は、全身を支える「土台」ともいえる骨格です。
上半身や内臓を支えたり、歩行による衝撃を和らげたりする役割を持っています。
その骨盤が歪んでしまうと、体調不良を引き起こすこともあります。
骨盤が歪む原因は、さまざまですが日常生活の癖で起こることがほとんどです。
・脚を組む
座っているときに脚を組む姿勢は、骨盤の歪みの原因となります。立って腕組をするのも背骨が曲がり、お腹も出る姿勢になるため骨盤を歪ませてしまいます。
・ほおづえをつく
机に片方の肘をついてあごを支える姿勢、ほおづえは背骨が横に傾き、お尻の左右どちらかに重心がかかります。この姿勢は骨盤だけでなく、顔・肩のバランスにも影響します。
・重心が左右どちらかにかかっている
立っているとき、左右どちらかに重心がかかっている体勢を無意識にとっている場合があります。この姿勢も習慣になってしまうと骨盤の歪みの原因になってしまいます。
・高さのある枕を使用している
枕が高すぎると、首に大きな負担がかかります。高い枕を使用していると、頭部が前方に飛び出し気味になり頭部の重さのバランスを背骨や骨盤でとるために骨盤に歪みが生じます。
【姿勢の矯正】
骨盤が歪むと、本来骨盤内に収まっているはずの内臓が下がり、お腹がポッコリ出てくることもあります。内臓の位置が下がれば機能にも悪影響が出ます。また、周辺の血流が悪くなり、身体の不調にもつながります。
骨盤の歪みを整えると、身体のアンバランスを調整し正しい姿勢に導いてくれます。
【肩こり・冷え性の緩和】
骨盤が歪むことで、周辺の筋肉・血液・リンパの流れが悪化し、こり・冷えの原因になります。解消することで、全身のバランスが整い不調の緩和が期待できます。
【産後の不調を和らげる】
出産後、体型の変化を感じている方が多いようですが、これは妊娠・出産による腹筋の低下、皮膚の伸びなどで感じることと、骨盤の歪みからくる下半身太りに関係があるようです。出産時に開いた骨盤をそのまま放置していると、身体の不調が起こり内臓の働きにも悪影響を与えます。
また、臓器周辺の筋肉にも影響するので便秘・尿漏れなどの原因にもなることがあります。
このようなことを防ぐためにも、産後に骨盤の歪みを整えることが重要です。
・足ふみチェック
目を閉じて、その場で50回足ふみをしましょう。その後、目を開けたときにどれくらい最初の位置から動いていたかをチェックしましょう。
最初の位置よりも右側にずれていた場合は、右側の骨盤が歪んでいる可能性があります。
左側に移動した場合は、左側の骨盤、前側に移動した場合は骨盤が前側に、後ろに移動した場合は骨盤が後ろ側に歪んでいる可能性があります。
骨盤の歪み予防には、セルフストレッチが効果的です。
ご自宅でできる簡単なストレッチをご紹介します。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、あい鍼灸院・接骨院 までご相談ください。
料金について詳しく知りたい!